大学東門の左手に過激派のアジト「前進社」があった。最上階にメットを被って覆面をした者が見張り役として立っていることが多かった。反社会勢力の事務所のように監視カメラを数台つければ楽でいいのにと思ったが、資金がなかったのだろう。とにかく「時代錯誤」の四文字がピッタリの人達だった。
極左暴力集団の一員とまともに目が合った時には脳内にALL ALONG THE WATCHTOWERのワウワウソロが流れ妙にテンションが上がったものである。東門と前進社の建物の位置関係を知っているのは平成初期の入学者までだろう(笑)