寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

信州のりんご(前編)

2010年11月30日 | 食材
信州(長野県)の特産でまず頭に浮かぶのが蕎麦。日本酒、馬肉、鯉も有名である。あと忘れてはならないのがりんごだろう。

友人が信州から送ってくれたりんごを初めて食べた時の衝撃は大きかった。「今まで口にしていたのとは雲泥の差だ」と思った。私は晩秋から冬にかけてりんごを有難くいただいているが、それが何処で栽培されているかは知らなかった。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビデオ流出で問われるメディア終焉 / 水島総(WiLL2011年1月号)

2010年11月30日 | 書籍
WiLL新年特大号はお目出度い人達に関する記事満載である。肥船政府批判をここまで行って「発禁」にならないところが日本の良さであろう(笑)。私が最も秀逸だと思ったのは水島総さんの文章だ。

 一体なぜ、尖閣の漁船衝突ビデオの「流出犯人」は、大新聞やテレビメディアに映像を提供せず、インターネット上に自力で流出させ、流布させたのだろうか。この事件は、ひたひたと迫り来る戦後マスメディアの終焉を改めて告知している。
 インターネット動画配信は、(中略)映像情報を提供する無敵の配信手段として、戦後マスメディアの情報サービスを圧倒的に凌駕している。(中略)ビデオ「流出犯人」は、この事実を明快に証明してみせた。
 同時に、テレビメディアがジャーナリズムとして機能不全に陥っていることも明らかにしてみせた。この意味するものは深く重い。
 (中略)
 テレビメディアの多くの人々は、まだ自分たちが映像情報の中心的、独占的機関であると、誤った自己認識のままでいる。冗談ではない。いまや独占的に中央から全国各所に情報を配信する(販売する)という発想のビジネスは、すでに終焉を迎えようとしているのだ。
 (前略)今回の事件は、映像情報の配信サービスの機能面だけでなく、現在のマスメディアに決定的に欠けている部分をも明らかにした。
 それは、ビデオを流出させた人物が志した「国民の知る権利」に応え、国民に本当のことを伝えようとする勇気と気迫と主権国家意識(愛国心)の欠如である。
 産経新聞等を除き、新聞もテレビメディアも、ビデオを全面公開せよと、民主党政府に「国民の知る権利」を強く主張できなかった。(中略)彼等には主権国家意識が決定的に希薄であり、国家間の問題に対する認識能力も想像力も欠けていたからである。
 (前略)以前、私は日本のマスメディアの人々が、左翼イデオロギーの立場から、意識的に売国行為を行っているのかと思っていた。
 しかし、最近、彼等がそんな高尚な思想からではなく、単に戦後民主主義に洗脳された「お花畑的日本国憲法」感覚で、中国について、少々まずい国だが、全体的には自分たちと同じ人間で、一衣帯水の隣国だと、本気で思っていることに気づいた。そして、恐るべきことに、政府も財界も、中国を「話せばわかる」相手だと本気で思っていたのだ。

メディアはすでに属国
 しかし、インターネットへの映像流出は、無惨な形で、菅政権の中国への売国と従属の実態、無能無策を浮き彫りにさせた。
 (前略)情報力を中心に戦略的に実行される外交安全保障について、彼らが全く無知、無能、無策であることを内外に曝け出したばかりか、こんな連中が、日本の国家権力を握っているという、まことに恐るべき事態を内外にさらしたことである。同様に、この無能無知蒙昧の連中と全く同じ類の人々が、現在のマスメディアや財界を動かしているという状況がある。

売国「三馬鹿トリオ」
 興味深いのは、マスメディアが作ったと言ってもいい民主党政権もまた、外国情報機関の諜報謀略活動をやりたい放題させ、スパイ天国日本の現在に痛痒も危機感も感じていないことだ。
 マスメディアの恐るべき知的水準の低下と劣化は、彼等のモラルや倫理意識の低下と正比例している。
 (中略)
 (前略)直視しなければならない恐るべき日本の現在である。

既存メディア(お抱え犬として主人の顔色を伺う)はもはや映像情報の中心的独占的機関ではなくなっているという彼の指摘は的を射ている。我々40代より下の世代はそのことを熟知していると思う。インターネットの力をあまりに軽く見ていた60代の政府高官らは「sengoku38」氏の仕掛けによって大恥を全世界に晒した、同時にタコすけコメンテーターを含むメディアも。

有益な情報はインターネット上により多く転がっているという事実を時代遅れの老人は認めたがらない。もちろん情報の9割近くは使えないものだが、眼力ある者はゴミの中から宝を見つけ出す。圧力を恐れてメディアが言及を避けたがる分野について活発な意見交換が行われているのは2ちゃんねる(掲示板)だ。世の中の恥部に目をつぶり情報規制をかけようとする連中は最も愚かで存在悪に近い。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする