平成20年(2008)年3月上旬、私は後々のために福山城の(御水門を含む)舟入状遺構を撮影した。当時(工事中)は柵の間に設けられた透明の板から誰もが遺構を見ることができた。市は遺構を完全にぶち壊して地下送迎場を作る予定であったが、10万人を超える反対署名が集まり計画の手直しを余儀なくされた。


結局遺構の一部を壊して送迎場は整備されることになった。遺構の埋め戻しは平成21年9月24日にほぼ完了し、今年の7月1日から地下送迎場の利用が始まっている。JR福山駅南口の貴重な文化財を完全な形で残すことができなかったことについて私は強い憤りを覚えた。だからこそ鞆の問題を一福山市民として考えてみようと思ったのである。



結局遺構の一部を壊して送迎場は整備されることになった。遺構の埋め戻しは平成21年9月24日にほぼ完了し、今年の7月1日から地下送迎場の利用が始まっている。JR福山駅南口の貴重な文化財を完全な形で残すことができなかったことについて私は強い憤りを覚えた。だからこそ鞆の問題を一福山市民として考えてみようと思ったのである。

