THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

しつこく新型Vmaxについて考える(独り言集)

2008-06-10 23:41:29 | Vmax

新型って、「Vmax」じゃなくて「VMAX」なんですなあ。まあ今後もココでは便宜上今後も「Vmax」と表記しますが・・・(とりあえず当面の間)。

Img_0742

V-Boostについて全記事でイラン憶測を書いてしまって、若干の反省。180°クランクか360°クランクかでV-Boostの有無を考えたのは軽率だ。もしも旧型で180°だった物が360°クランクになっていたらオオゴトだが(俺には)、実際にはVFRなんかはV-Boost或いはソレに類する機構は装備されていない訳で・・・。
記憶する限りではVFR400の初期は180°クランク、その後360°クランクに変更。RC30以降の750以上のマシンは360°だったような。確か90°V型なので、狭角V4であるVmaxほどにV-Boostの著しい効果があるかどうかは不明。
まあ今回新型VmaxでV-Boostが採用されなかったのは、V-Boostを採用して各シリンダー間のバランスを崩すよりも(旧Vmaxの初期型は前後バンクでメインジェットの番手が異なっていた)、その他の機構で充分補えるとか、むしろその他の機構の方が効果が高いとか、環境問題もあったのかもしれない(個人的見解ではV-Boostは生ガスが出易い)。

YZFシリーズにも採用されているYCC-I、可変ファンネル。以前俺はマツダ787B(ルマン優勝マシン)にあこがれて、旧VmaxをフルタイムV-Boostにしたために余ったサーボモーターを利用して、可変ファンネルにするアイデアもあったのだが、パクったな、ヤマハさん。まあYCC-Iは釣竿みたいに伸縮するわけではなくて(少なくともYZF-R1では)、2段重ねのファンネルの上部が切り離されるだけみたい。慣性過給はインテークが長いほうが充填効率が高い筈だが、これは高回転になるとファンネルが短くなるので、言わばV-Boostとは逆ですな。
ちなみにヤマハさんにパクられたといえば、俺はDTシリーズを3台乗り継いだのだが、この頃DTの事を「Dmax」と呼んでいた。それをヤマハさんが気に入ったらしく、スクーターに「T-MAX」という名称を俺に無許可で採用。
いえいえ深い意味はございませんよ、独り言ですから。スミマセン。

動画を凝視した結果、シャフトドライブには、やはりユニバーサルが二つあるみたい。動画を見る限り等速ジョイントの一種であるダブルカルダンジョイントではないが、まあ旧型に対して何らかの対策をしてきたのであろう。

以前にも書いた事があるが、Vmaxの美点の一つに「多面性」がある。
性能的な部分の話はともかくとして、ジャジャ馬でありながらシックな雰囲気であるのはVmaxの特徴の一つ。スーパースポーツと並べて停めても、高速道路のサービスエリアで観光バスから降りてきたオッサンに話し掛けられるのはVmaxなのである。「コレ何キロ出るんですかオヤジ」はいいが、「コレ幾らですかオヤジ」だけはカンベンしてもらいたいが・・・。
新型Vmaxは完全に「スターシリーズ」の一車種としてラインナップされているようだ。 ※旧型も末期はスターシリーズにカテゴライズされていた 以前のコンセプトモデルとはイメージが異なり、結構オトナな雰囲気。全体の個人的にはコレは歓迎で、そろそろ(既に)オッサンな俺にとっては、ガキっぽいルックスのバイクに乗るのは抵抗がある。・・・んじゃあ「マシン・ザボーガー」に乗るのは抵抗無いのかと聞かれると困るが、やはりVmaxは観光バスから降りてきたオッサンに一番人気のマシンであるべきなのである。

その観光バスオヤジ類コレ何キロ出るんス科オヤジに「コレ何キロでるんですか」と聞かれた時の事をシュミレーション。
ヤマハモーターカナダで$15、599のYZF-R1はプレスト・コーポレーションで¥1,386,000のプライスタグが付いている事を参考に考える。
$21、999のタグが付けられたNewVmaxは、単純計算で¥1、950、000。プレストで扱わないとなった事により、もしも海外仕様が日本に入ってきても、相当な金額になるのでは・・・。
ロードスター・ウォーリアも確か何らかの規制の関係で、プレストでは輸入していないと聞いた気がするが、新型Vmaxはどーなっちまうんですかね。
んで、そのロードスター・ウォーリアは1670ccなんで、新型Vmaxの方が9cc大きい。
だが。
だが!
だが!!

同じメーカー車両であるXV1900は、1854cc。新型Vmaxよりも175ccデカい。
Vmax・・・って、V型エンジンの最大という意味ではないのか?
トライアンフ・ロケットⅢの2294ccよりも排気量が小さいのは、まあ100歩譲って許してやろう。あれはV型エンジンじゃないもんな。
が、同じヤマハ車であるXV1900より、ナゼに175cc小さいのか??
俺が新型Vmaxで最大に気に入らないのはココである。
「名前に偽りあり」なんである。どーしてくれるんだ。俺が新型Vmaxを買ったとしても、乗り始めた瞬間からソレはウソッパチという事だ。
性能なんかどうでもいい。最低1855ccで出して欲しかった。

まあこの話は忘れてください。俺も忘れます。人生ツマラなくなってしまうので。

そういや’09のモトクロッサー、YZ-Fシリーズが発表されてますな。インジェクションを期待したのだが、キャブのまま。WR250FはYZの変更に従うはずなので(又は1年遅れ)、’09も少変更に留まりそうですな。在庫新車が安くなった頃(なるのか?)に’08買ってもいいかな。

コメント
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