朝、自転車で仕事に行こうと思ったら、なんと後輪がパンクしてやがる。
嫁さんに送ってくれと頼むのもなんなので、ポンポコリンに空気を入れてから猛然とダッシュ!!
だんだん空気が抜けてくる~う!!
まあそれでも半分以上の道のりをクリヤし、あとは自転車を押して徒歩。とほほ・・・(オヤジギャグだ、グフフ)
280馬邪もフロントパンクしたまま放置してあったので、同時に修理。チューブ交換ではなく、パッチによる修理であります。
レース時に新品にしたタイヤだが、パンクしたまま走行したので、カーカスが破断して剛性が落ちているのではと思ったが、交換前のタイヤと比較してみたところコチラの方が硬かった。良かった。
ご存知の方が多いと思うが、タイヤパッチというのは「ボンドで接着する」訳ではなくて、「生ゴムが融着する性質を利用して貼りつける」物である。以前ビンボーな頃(学生の頃ね)に布ガムテープや普通のボンドを使用してパンク修理をした事が何度かあるが、とりあえずその場凌ぎにはなるものの完全修理は無理であった。生ゴム的な性質のパッチはすぐに風邪を引いてしまうので、工具箱に入れたパッチは定期的に取り替えてやる必要がある。
パンクが名物の坂内でのレースの時に、良く話題になるのが、タイヤ。
北陸方面から来るA氏は「坂内で新品タイヤは勿体無い」との事で、中古タイヤ使用。しかも結構空気圧を落とすらしい。
対して坂内オールスターズ(笑)は、坂内がホームだけにレース時に新品交換し、レース後はそのまま練習走行に使用するのが主流。タイヤは坂内オールスターズにはモトクロスタイヤのハード路面用が人気で(といってもハード系は廃盤になっているので、ラインナップの中から一番ハード路面よりのものを選ぶ)、D社の比率が多い気が・・・。俺以外はみんなかなり空気圧を高めに設定しているようだ。
俺はというと、レース時に新品にする事は坂内オールスターズの一員(笑)として勿論の事だが、空気圧はかなり落とす。大体A氏と同じくらい。
俺はタイヤ交換時は必ずチューブもセットで新品に交換しているが、他の人たちは必ずしも交換しないみたいである。
えっ!? 空気圧はいくつだって? それは言えません。坂内常連としてのノウハウですから(爆)。
で、俺はこのデータにはかなり自信があったのだが、先日のレースでは見事にパンク。 ※レースでのパンクは初めて・・・過去自前チームで出場した6回の24時間EDで、他の人が走行中に2回だけパンクした事がある
坂内の場合は2対1の割合でフロントパンクが多いのだが、今回もご多聞に漏れずフロントパンクだ。正直なところ、今回の坂内でのフロントパンクは人為的なミスが大きいと思っている。ラインの選択ミス、或いはフロントに荷重を掛けたまま石に突っ込んだかどちらかである。
あと、体重の差はパンクするかしないかに、密接な関係があるらしい・・・? 俺はメタボとは無縁の体質で、現在もビールをがぶ飲みしながらも57kg。A氏もスレンダーな体系である。その他の空気圧が高い人たちはというと・・・ご想像にオマカセします(爆)。
280馬邪のパンク修理をしつつ、自転車もパンク修理。うわあ、楽だなあ、コレ!!
最初はホイールを外す必要もなかろうと、そのままチューブを引っ張り出したら、何とバルブの根元に亀裂がある。修理不可能なので交換だ。
工具不要のクイックリリースのホイールを外す。チューブも外す。
あれ・・・? これはもしかして・・・。バイクのフロント用チューブに自転車のチューブを重ねてみた。
バイクのフロントチューブよりも少し外径が大きい程度で、全体には大差ないぞ。なので、捨てずに何本も取ってあるバイクのフロントチューブを入れてやった。 ※使い古しのチューブはトラック用シートのゴムひもに使用している
正に大は小を兼ねる、だ。昔から林道ツーリングにはフロントチューブの予備だけ持っていけばいいなんて聞いてきたけど、コレはホントだぞ。
280馬邪はエアクリーナーの清掃。
俺のXR250改、280馬邪はMD30のノーマル吸入ダクトを取り外し、ME08用のダクトというか縁ゴムに取り替えてある。ME08ダクトは泥が入るとか色々な事を言われるが、少なくとも俺は今までコリャダメだと思った事は無い。エアクリーナーBOXとリヤフェンダーの隙間にガムテープを貼っておけば、24時間走っても大丈夫。まあ砂埃は入るけど、砂埃はME08のダクトじゃなくても入ると思うのでコレで問題無しだと思う。XRでもXLRでも経験していることだが、エンジンをイジるとノーマルの吸気口では吸入量が全く足りない。まあ使用条件や考え方によっても判断は異なると思うので、ご参考までに。
IMSのビッグタンクの裏面(フレーム側)をクリーニングしていたら、後部側に削れた跡を発見。どうやらクラッチケーブルが擦れているようである。スポンジゴムを咬ませて対処した。
このビッグタンクはサスガにアメチャンで、キットのまま使えない訳ではないのだが、過去に同様のトラブルが数件。ツーリング程度ならばともかく、俺のようにオフロードでバンバン走らせる人はシュラウドとのクリアランス、オイルフィラーキャップとのクリアランス、クラッチケーブルとのクリアランスに注意した方が良いと思う。
あと、エンジンオイル交換とタペットクリアランスの調整。
街中を普通に走っていればエンジンオイル交換はまだまだする必要はないと思うけど、俺はヘタクソなのでついつい半クラで誤魔化して走ってしまうのだ。オイルはいつものWAKO'Sの4CR、15W-50で、エレメントも交換した。
それとフロントカウルを外したついでに、不要な部分を切断。17gの軽量化。
・・・ハデだねー。
明日は坂内に、レースの反省練習に行ってきます。