元々家族総出で行くつもりだったのだが、前日に生活班長(ウチの奥さんw)が体調を崩してしまったそうなので、娘二人だけを連れて行く事になった。
8時ごろ現地に到着すると、既に農道は参加者の車がズラリ。かなり離れた所になってしまった。
ほどなくしてME06さんとT田さんが到着、N川君もバイクで現れた。
隣の車の人、見た事があるぞと思ったら・・・「坂内2DAYSエンデューロ」などを主催されているクラブオフの方々でした(笑)
何処へ行っても知っている人がいるというのは、ホントにこの世界が狭い事の証明ですな。
ヤマトを降ろして準備していると、他の参加者の視線が集中。
「ヤマトだ!!」
とそこらじゅうから声が聞こえ、話しかけられる。
ヤマトの架装は当然ウケを取るためにやってる事なんで、メチャクチャウレシイですワ。グフグフッ。
もちろんヤマト乗組員には制服がありますぞ。
赤は戦闘班、緑は航海班。青が技術班、オレンジ(朱色)は機関室。
俺はやはりヤマト登場人物中で最も敬愛する、眉毛が無い真田技師長の青をチョイス。
以下数枚、N川君代理撮影@俺のデジカメ、ありがとうだす。
とりあえずスタートを勤める俺が練習走行開始。走行中もアチコチから声が掛かる。メチャクチャウレシイですワ。グフグフッ。
この時点ではコースは全くのフラット。ブロックタイヤの恩恵を感じつつ確認走行。そこそこ普通に走れる。
だが、我らが宇宙戦艦ヤマト、遅いのよ(笑)。ほぼアクセル全開ロック状態で走るのだが、何故か他のスクーターに簡単に抜かれ、引き離される。明らかにパワーが無ェ・・・。
ふと後ろを確認すると、ミャフリャーから恐ろしく白煙を吐いている(笑)。
波動エンジン、早くも危うし!!
イベントの運営進行は結構小気味良く、若干の遅れはあったもののスムースにスタート。
そしてコースはものの数分で轍だらけに。路面に藁が散らばっていて、強制空冷ファンのグリルに藁が張り付く。
どんどん轍は深くなってきた。轍をトレースして走るのは無理で、常にワダチ切り(ED用語?でワダチにクロスして走る事)をしないと走れない。
しかもパワーを喰われてしまうので、常に足で漕いでいないといけない・・・。
既にブロックタイヤのメリットは感じられない。ブロックは詰まっちゃってます。
し、死にそう・・・w
終始ゴボウ抜かれです。
その後N川君に交代。既にレース展開はどうでも良くなってしまっている(爆)。
T田さんもすぐに疲れてしまった模様。
波動エンジンw
ME06さんはやたらとヤマト乗組員の制服が似合う。徳川機関長w
俺はココで鍋の支度をするために車に戻る。
このレースは2ヒート制で、午前90分、午後90分となっている。耐久レースで昼メシがあるなんて聞いたこと無ぇw
午前の部が終わり、メンバーが帰って来た。
「ヤマトのエンジン、止まってしまいましたワ」
これに対して俺の返事は・・・
「あっそうですか」
俺は完全にヤル気無し(笑)。
ME06さんは「焼き付き(抱きつき)では?」と色々やってくれている模様。
俺は鍋を作り続けますw
タカの爪を入れすぎてしまったようで、子供たちには辛かったらしいが、家で食べるよりもたくさん食べていた。やっぱり外で食べるのはイイね。
俺のような料理オンチの作った物でもソコソコいける。
この時点での俺の最大の心配は、用意したはずの魚とカニが何故かクーラーボックスに入っていなかった事。
どこを引っくり返して探しても見当たらない。※帰宅後、冷蔵庫の片隅にポツンと残されているのを発見w
娘がトイレに行きたいというので、今回のイベントの為に用意されたと思われる仮設トイレに連れて行く。
その間に午後の部が始まってしまった(笑)。
車に戻ると、全員くつろぎモードw
このまま何もしないってのもナンなので、重い腰を上げてヤマトのチェック。ふうむ・・・普通にクランキングはするが、まったく「ポロン」とも言わない。プラグか、燃料か・・・?
下回りを覗き込むと、負圧ホースが外れているのを発見。アハハ・・・。波動エンジンは息を吹き返した。
ヤマトを押してコースへ行くと、見知らぬ人も「ヤマト復活ですか?」と声を掛けてくれる。メチャクチャウレシイですワ。グフグフッ。
ちょっと気合を入れて走ってみた。慣れてきたようで完全にワダチ切りしてやると、まあまあなペースで走れる。モーレツに足漕ぎして爆進(してるつもり)。
10分くらいでバテバテになってしまい、すぐさま交代。
この頃になって何となく気付き始めたのだが、セピアは他のスクーターに比べてロードクリアランスが小さめ。埋まりながら走っている(笑)。スイングユニットのピボットがかなり車体下に飛び出しており、ちょっとしたワダチでココが引っ掛かる。今後ココは第3艦橋と名付けよう。
排気管の取り回しも今ひとつで、他のスクーターに比べてオフロード走行では不利なようだ。
BW’sだろうがストマジだろうが、大差なかろう・・・とタカを括っていたのだが、実は結構な差があるようで・・・。今回ヤマトに使用した細いブロックタイヤよりも、BW'sの太いタイヤは随分とメリットがあるようだ。
写真に収める事は出来なかったが、リヤホイールに羽根状に鉄板を取り付けた(つまり耕運機状態)バイクがあった。ところがコレ、グリップ力や走行抵抗にパワーが喰われるらしく、むしろ遅いように見えた。
近くにいたこのレース常連らしき人と話をしたところ、BW’sに限らずヤマハのバーチカルタイプのエンジンの方が、パッケージング的にも有利だそうで・・・。
エンジン本体と吸排気系はみなノーマルのようだが(パワーフィルターのバイクはいた)、駆動系・車体系に関してはモディファイをしている所も多いようだ。確かにウエイトを抜いてしまった方が速く走れそうだ。
田んぼとスクーターという意外な組み合わせだけに、既成概念は通用しないようで・・・(笑)。
あとはこのレースの雰囲気を写真でお楽しみ下さい。(勝手に載せてしまってスミマセン)
▼とてもレース会場とは思えないw
▼あ~あ、はじまっちゃったw
▼字が違うんですけどw
▼白煙を吐きつつイスカンダルへと向かう。
▼ちーふ氏とのバトルw
▼デッドヒートw
▼ヤマトが潰されそうw
▼波動エンジンの白煙は収まらない
▼ナンかヤケに速かった。たぶんMXでもやってるんでしょう・・・。
▼某オサム氏のマインドを具現化したチョイノリも走る
▼ちーふ氏激走。10年以上前から知っている(一方的に)が、走っているのを見るのは初めてw
▼とにかく土が詰まるんですワ
▼彼女の生顔見ましたが、かなりの美人でした。グフフ
▼会社に遅刻しそうになっていそぐサラリーマン。
▼のどかだーw
▼調子こくとすぐにコケますw
▼コラッ、カラーコーンを蹴るでねエ!!
▼他車に追突されて、メインノズルが取れましたw
▼小学校の運動会かw
▼モレは密かな人気機種?
▼埋まりながら走るヤマト。
▼コレ、カッケー。ベースは何? ジョグかな?
▼カラーリングカスタムされたスクーターが多い。
▼ナンかストマジが欲しくなってきたw
▼何回見ても田んぼとスクーターとヤマトの組み合わせは怪しいw
▼一番手前のギアが今回の優勝マシン。
▼やっぱモレは人気?
▼ケンジ君仕様のゼッツー。ベースはストマジと思われる。
▼度重なる戦闘で、ヤマトの装甲板が剥がれはじめるw
▼こういう人が普通にウロウロしているw このカットだけではとてもレース中とは思えません。
▼終始笑顔で走りつつけるME06さん。
▼何とか原状を維持したままチェッカーを受けました。ヒヒヒ
▼リザルトw 田中麗震愚を探してやってください。
▼なかなかキチッとした進行で、気持ちよかったデス。
▼手作りな看板。
▼兵どもが夢の跡w スゲー轍です。
▼ヤマトの下回りにもドロが詰まりまくり。宇宙蛍を除去するかのように、ドロを掻き取ります。
▼スタート前はBW'sだった気がするのだが・・・w
▼上の写真のBW's。ローター剥き出しで走ってましたw
▼洗車したら、下回りの塗装が見事にハゲてましたw
結果は・・・ゴニョゴニョ
とはいえ全体の中ではまあまあ走った方かな?
事前情報からユルいレースだという事は聞いていたが、バイク同士の激突クラッシュが多い割りにみんなが笑顔なのが印象的だった。
運営もいい加減なのかと思いきや、やるべき事はちゃんとしており、参加する側としては安心感がある。
雰囲気は町内会の運動会。集計をして下さっているのはチャキチャキのオバチャン。地元スペシャルなチームによる攻防戦。金も掛からないし、これぞ正に草レースだ。最後に参加者全員でゴミ拾いをするところもイイですね。
巷では話題沸騰なイベントと化しており(?)、参加者数は今後増えそうな雰囲気。「内輪の戦い」的な良い雰囲気が無くならない事を願いつつ、来年の開催を心待ちにしております。勝ち狙いでやってみるのもイイかもですな。
で、我らが田中麗震愚の宇宙戦艦ヤマトは、主催者の粋な計らいwにより、特別賞をゲット。景品はコスモクリーナーDではなく、地元の田んぼで採れたお米。
他の特別賞の方々はお米1袋だったようですが、ウチは2袋いただきました。メチャクチャウレシイですワ。グフグフッ。
動画は後日。