めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

あたたかい食事でほっかほか

2017-01-25 | 薬膳&食療(その他)
日本では「あつあつ」か「ひえひえ」のどちらかで食べるのにこだわる事が多いように思います。

夏は「ひえひえ」が多いですね。

外食したり誰かのお宅でごちそうになる時は、たいてい氷入りの冷たい飲み物に始まり、その後冷たい前菜系(酢の物、冷や奴、サラダ等)、時にはスープまでキンキンに冷えてたりして、メインが麺類ならそれもキンキンで…お刺身もあったり… デザートのアイスクリームはもちろん、果物もつめたーく冷えています。

胃の中が冷蔵庫みたいになりますね。

冬はもちろんあったかい食事が好まれます。

外食では相変わらず氷入りのつめたーい水が出されますけどね。

ぐつぐつと煮ながら食べるお鍋料理なんかは顔が赤くなるほどポカポカになります。冬の醍醐味ですね♪



私はスープ類をあたたかいうちにいただくのが好きなので、普段の食事ではいつも初めにスープをほぼ全部いただきます。でも、大黒柱サンは外から寒い寒いと帰ってきてすぐにもかかわらず、スープを温かいままで飲みません。食べ始めてだいぶ経ってからようやく手をつけます。

いつもの事なので、仕事で遅くなり一緒に食べない時は「スープ温めた方がいい?」とわざわざ聞くのですが、決まって「温めて」とかえってきます。


ーすぐ飲まないのに?


と心の中で思いつつ、温めて出すのですが、飲み始めるのはやっぱり最後の方。


ー温めなくても同じじゃない?


これは汁物に限った事ではありません。「熱いお茶入れて」とか「コーヒー(レンジで)温めて」とか言うのに、しばらく、しーばらく放置して冷めた頃に飲みます。


以前コーヒーやお茶の事が続いた時に「わざわざ温めているのにどうして冷えてから飲むの?冷えてから飲むなら温める必要ないんじゃない?」ときいた事ありますが、「すぐ飲むつもりだけどうっかり忘れちゃうんだよねー」との事でした。

自分でやったら温かいうちに飲むのかな?



と、話がずいぶん脱線しましたが、、、冷たく冷やしたものは体への負担が大きいです。それなのに、姫さまのごはんは冷蔵庫から出してすぐの状態であげる事の方が多かった様に思います。 ひどいな、わたし。

何度か「冷たいままでいいのかな?」と疑問に思いつつも、猫舌って言うくらいだから温めない方がいいのかな?と言う考えに落ち着いていました。

時々私たちの食事を取り分けてあげる時は温かいのを少し冷ましてからあげていましたけどね。



でも調子を崩してから体が冷えている事が多い姫サマなので、試しに熱めのままあげてみたら… 食べる!しかもイヤそうじゃ無い!むしろ喜んでいる?

今はドライフードの他に便秘対策として油が多めの缶詰をペースト状にしたものを少しずつあげています。

一缶で5匹の魚ができます。保存バックに入れて冷凍庫に保存している様子がかわいくて☆ それを一日2匹ずつ。

あげる時は解凍してから温めるので魚の形は無くなるけど、こちらのテンションが上がります♪

これからは熱めのごはんをあげるからねー!




果物は切ったり皮を剥いたりしたら傷みやすいので冷蔵庫に入れる必要がありますが、食べる前にすこし常温においた方が美味しいと思うのは私だけでしょうか?

中国に行くまでは私も冷やすのが当たり前だったので、常温で桃やスイカ、梨を食べるのには抵抗がありましたが、そのうち慣れてそちらの方が美味しいと思う様になりました。不思議ですね。

お腹が痛くなりやすかったり、浮腫や冷えだったりが気になる人は食べるものを冷やさない様に気をつけた方がいいです。

もちろん、これは誰にでも当てはまりますよ!


まだまだ寒い日が続きます。

温かい食事で体もココロもほっかほかになりましょう〜♪





コメント
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