めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

過ぎたるは及ばざるが如し

2018-12-11 | 健康・養生
先日セミナーで龍眼紅棗茶をお出しした時に

健康相談もお受けしている方(脾が弱い)だったので、「生薬の棗は脾を補う効果がありますよ」と言いました。

もちろん、原因によって脾に良いかどうかは一概には言えない事や、その他も説明はしたのですが、その方は「救世主だ!」と感じたのか?棗を購入しようと探しまわった様で

「棗はどこで買えますか? お店で聞いてもデーツを出されて…」と問い合わせが。


アイヤー!

やってしまった!!



説明には気をつけないとな、と気が引き締まりました。

生薬は単品で効果を狙う使い方をする事はあまりありません。

体のバランスの崩れは必ず原因がありそこからの過程も考慮する必要があります。

それらを考慮した上で処方も考えるわけで…


「〇〇を食べると△△にいい!」

とブームになる様な健康法的な摂取の仕方はできません。



と言う事を中医学を学んでいない方に上手く伝えれるよう今後気をつけないと…

と思いました。


コメント
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