テーブルや椅子を取り除くと、レストランは展望スペースに早変わりしました(写真1)。
ワクワク…の後ろに、いつ降り出すか~空を見上げる気持ちもあります。
見張らす第一会場の花火は鮮やかに見えます。今年は金銀にパステルカラーと、華やかな花火が多い印象がありました(写真2)。
スカイツリーの照明も、下から上へ、光の輪が移動する。打ち上げ花火のようなデザインでした。
ああ、されど、スカイツリーの周囲に黒雲の団体が、寄せてきて…(写真3)。
第二会場の花火が始まりを告げた直後でした。
止まっていた風が、ごうっと音をたてて、吹き出した時に、花火のものではない光が、走りました。そこからは一気に、力をもった激しい雨が、ダダダダっと音をたてて、落ちていきました。
路上に集まる人々は、一斉に駆け出して、アーケードに向かって行くのがみえました。
短時間で止むか? 皆の期待も虚しく、8時前には、花火大会中止の連絡がもたらされました。
花火好きな我が家。隅田川の花火が、途中中断になるのは、はじめての経験でした。
残念でしたが、そこからは気を取り直して、雷見物の一時を過ごしました。雷に照らされたスカイツリーの骨格が、金色に浮かび上がって、この世ならぬ風情でした。
ホテルのロビーでは、バイオリンとギターによる南の明るい演奏が流れ、手拍子やダンスに興じるゲストもいて。雨音を掻き消す賑やかさ(苦笑)でした。
東京の夏を楽しむ風物詩が、一つ、閉じた夜でした。
■ザ・ゲートホテル雷門 (台東区雷門二丁目)
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