なだ万・七夕かざり２

■吸物 海老冬瓜玉子茶巾
よくぞ、日本人に生まれけり…蓋をとれば、思います（笑）。
静かに、この時を待っていたお椀。しっとり…茶巾に箸を入れれば、あたり海老にトロリッと滑りこむ冬瓜。
あくまでも静かで、風味を私にひきわたし、食材の切り方が食味をこんなに変えさせるのか！と驚きを与えてくれます。
なだ万のもつ、正しく日本料理であることの折り目正しさが、素直に伝わる椀と思いました。
素敵だな…和久傳とは、また違う指向性が。


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なだ万・七夕かざり１

★なだ万「七夕かざり」
（直営全店で謹製とのこと）★

■先付 素麺寄せ
まぁ…なんと晴れやかな器遣い！ お敷きに高台、品書きには鮎、硝子のゴンドラ。竹の輪を三つ寄り合わせて、笹をかざる。
晴れやかな、涼やかな盛り付けです。
素麺寄せは、錦糸玉子、干椎茸甘煮、三ツ葉を寄せて、旨だしをかけ、生姜やマイクロトマトをあしらってありました。
ヒンヤリ…じわっと届く出汁の香。甘煮の椎茸が懐かしくなるほどに、ちゃんと甘い。
正しく調えられた和の膳についた！と、五感が私に伝えます。
そして！小指の爪先、さくら貝ほどのトマトは、山さくらんぼもかくや！と思う酸味があり、表情をつくっていました。
ワクワクっ♪ 日本の夏、七夕の時を、共に楽しみましょう。
■中之島なだ万


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なだ万「七夕かざり」

こんにちは。梅雨明けしたか？と思う、大阪まわりの空です。今宵は彦星と織り姫が出会えるかしら？（にっこり）

異国から久しぶりに戻った友と、筋のきちんと通った、晴れやかな和食をいただくことにします。

★なだ万「七夕かざり」
（直営全店で謹製とのこと）★

大鉢に豊かに氷がもられ、先ずは目に涼しく、喉を潤しましょう。
■中之島なだ万 （リーガ・ロイヤル・ホテル大阪）


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