近江牛３・牛のヌタ

■牛のヌタ
初めての体験！
ヌタといえば、葱や大根つまとシャキッとした魚貝を合わせる物と思っていました。
粗く叩いて、そぼろにした牛に、甘酸っぱ旨い酢味噌、人参、葱を合わせてありました。
へぇっ。優しく美味しい。キュッキュッとした食感ではなく、甘くこっくりした味わいになる。新しい出会いでした。
牛の扱いを隅々まで知っているんだな…こういう合わせ形があるなんて！
優しい味に、新しい学びを得た小鉢でした。
面白い…小さな一口ごとに、牛肉の可能性に次々出会うことが出来るのです。


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近江牛２・冷菜でも牛は旨し

■冷菜盛り合わせ
写真左から、牛とろ漬け巻、牛と隠元・生麸の蒸し煮、牛味噌漬け炙、牛の甘辛炊き

一口づつ、違う個性を示すアミューズメントが並びました。違う牛の美味しさを、ひんやり…の中から立ち上げてみせてくれました。
味噌に塗すの、温かいご飯にのっけたら、終わっちゃうね（笑）。そんな軽口を叩きながら、近況報告にも勤しむのです。


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近江牛１

こんにちは。神戸から京都滋賀に、足を下ろしました。
明示から近江牛を支え続けた店の一隅を感じとろうとの、計らいです。

■コールド・ビーフの胡麻和え、泡醤油添え
手前から、ふわふわの泡醤油、胡麻ソース、ひんやり＆お箸で切れるコールドビーフです。
あ、うま♪ ひんやりの次に旨味がさらりっと、舌にのり、ふわりっと消えていきます。
夏に似合う、きりりっとしたワインも美しい。スタータからワクワクがつのる、素敵なお店でした。
■松喜屋 （滋賀県）


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ポート・アイランドの夜

ポートライナーから、メリケン・パーク方面を望む。ポートピア博覧会で賑わった頃とは、また違う港湾都市としての神戸を想う時間です。
神戸も横浜も、港から世界に拡がる視点を持ち続ける都市。独特な開放感を受け取る街です。
仕事にあって時間はもう取れなくても（苦笑）、南京街や北野の居留地に、胸ときめかせた日を忘れない（笑）。
それ以上に…あの震災から17年余り、戻ってきたこの町並みは、東北にもいつか！という期待を与えることができると願うのです。
阪神淡路の地震直後、サポートに入ったあの街は、所々に不自然にあいた空間以外に、痕跡をとどめない。人の心の痛みも、少しは癒えたのでしょうか…。そんなことを考える、今日は参院選の日曜日です。
忘れてしまいたいことの中に、忘れてはならないことがある。政治は今日のためだけではない。十年先の未来に、自分が果たすべき責任なのです。


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