過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

大人になってから知る…もんじゃ焼き1

2017-03-26 08:12:50 | 日いづる国の伝統食
おはようございます。冬に戻ったような冷たい雨の東京です。花冷えの週末となりました。
異国から東京を訪れる方は、私達が知るよりもディープなTokyo(笑)に会いたいと望みます。その予習に、久しぶりに出掛けました(笑)。



銀座四丁目から晴海通りを佃島方向へ、築地を右手にみて、勝鬨橋を渡ります。おりた先は月島のはずれ、勝どきです。左に折れて直進。直ぐに、月島西仲通りの車輛侵入禁止ゾーン(笑)にあたります。
この辺りが、月島もんじゃ焼きゾーンです(ニッコリ)。沢山のお店が列び、狭間に小唄指南の看板があったり、築地市場の仲卸しの魚屋さんがあります。

その商店街から路地を折れて…。
おお!看板がみやすくなりました。
八年位前に、もんじゃ焼きを急遽、知らねばならなくなった折りに、正しい月島(!)と、折り紙つきで教わったのでした。



6~7年ぶりに再訪した路地裏のお店は、店内に手がはいって、畳敷きよりテーブル席が増えて、座りやすくなっていたようにおもいます。
奥を覗けば、以前に入った趣きある古さも健在の模様(ニッコリ)。
案内をみれば、お店も広がって、支店もできた模様です。
子供にも食せるお八つだった、と言われたもんじゃ焼きは、しっかりと東京の下町文化と言われる立場に成長したようです。


伝聞としてしか書けないのは、私が育ってくるなかで、駄菓子屋も夜店も縁がなかったからです(苦笑)。母が考える食にはなかったのです。まして、もんじゃ焼きが下町の、と言われても、祖父が連れていってくれる浅草には、風流焼きはあっても、もんじゃ焼きはなかったのでした。

私にとって、もんじゃ焼きは、名前は聞いたことがあったけれど、大人になってから体験し学んだ、隅田川の川向こう、佃月島の食習慣です。

東京の、と書いたのは、地形です。
佃島はお江戸にあって、ここで採れた貝や小魚を、醤油で煮あげて惣菜にしたのが。いまの新橋の玉木屋の由来です。故に佃煮と呼ぶのです。
月島は、明治になってからの埋め立て地です。隅田川を広げるための浚渫で、いくつもの埋め立て地が生じています。いまでは、佃島と月島は地続きになり、隅田川の川向こうとして、古くからの漁師町に由来する住宅ゾーンとなっています。

さて。
長い説明をしましたが、実際は注文をするやいなや、モノははこばれてきます(ニッコリ)。
■路地裏もんじゃ もん吉 月島本店、中央区月島三町目
(月島・西仲通り商店街から路地へ入る)


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ホワイトディ・ベルギー組(ニッコリ)

2017-03-25 01:05:00 | ささやかな幸せ


一週間ほど、楽しみと慰めをくれたチョコレート達(ニッコリ)。
Godivaは我が家の気に入りで、ブリュッセル(ベルギー)生まれ。今年、はじめていただいたLeonidasは、さらに歴史あるベルギー生まれのチョコレートとのこと。



体温に到らずに溶けていく、大人味。ショコラはひと粒づつ、世界を魅せてくれるっと感じる、ベルギーらしい重さが愛しいチョコレートでした。


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ダッシュで詰める弁当アル・モンデ(笑)

2017-03-24 20:00:00 | 美味しい食


○白米ご飯
○殻むき桜海老と実山椒のっけ
○牛メンチ(クラッシュ・アーモンド、パセリをアクセントに)
○隠元豆、人参、はりはり漬けの炒め合わせ
●トマトと胡瓜・スティック、もろみ味噌つき……まだ冷蔵庫(笑)
○ミルクシチュー (じゃが芋、玉葱、しめじ、えのき、鶏むね肉)
○烏龍茶

寝坊したっ?!っという叫びと共に、詰められた、怒濤の金曜日の弁当でした(笑)。
こちらは私の、玉子焼きを入れ忘れたバージョンなり(笑)。
夜中のお茶会は、もう少し早く、切り上げるべきでした(笑)。


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季節を甘くいただく:道明寺と苺大福

2017-03-24 00:06:00 | 日いづる国の伝統食
こんばんは。夜分は随分と冷えてきました。花寒の頃と呼びましょう(微笑)。
お見舞いに持参して、一部はお下がりになった和菓子。今日一日のための品でしたから、夜分にお茶会です(笑)。



■紅白道明寺、濃い煎茶と共に

昔ながらの道明寺が、桜の香りをまとって紅白で。握り一貫にも満たない餅米が与える、幸せな存在感でした。



■苺大福、白あん仕立て

朝、鞄に小皿を秘めて、夜道にお見舞いに向かいました。お菓子はお皿にのせたほうが嬉しかろうと思ったからです(微笑)。

ふくふくっ。大福餅はシルクのように滑らかに柔らかい。甘酸っぱい苺を包む、ほの甘い白餡も滑らかでしょ。
嬉しげに掌に掲げている様に、ほっとしました。
(切らないと何者か分かりませんね、苦笑)

■かんら (伊勢丹新宿店)にて手土産を調える

銀座甘楽(ぎんざ・かんら、銀座6丁目)が、伊勢丹に出店したお店です。
大福を基本に、江戸時代に始まる菓子文化を、東の食材で仕上げるというコンセプトが好きです。保存料も合成着色料もないから、お見舞いにも小さい人へのお土産にも安心なのです(ニッコリ)。


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寂しさに甘ったれて、一汁一菜をねだる

2017-03-23 19:25:00 | 美味しい食


年度末の三月は、常から走る時期です。さらに、送り出す方へ心を込めて、花束や寄せ書きに気を配ります。人は最後にあった顔で覚えているものだから、と。(微笑)

そして又、春先は気象の定まらない時期でもあって……永の旅路に立たれた方の報せに絶句することもあります。

遣りきれない想いを、家に持ち帰りたくなくて……。静かに杯を重ねて。
明日の予定を思って、我に還る。
元気をだしたくて、〆に一汁一菜をねだる(笑)。誰かに甘えたくなる夜…。

ご飯
豚汁
鰤の照焼
漬け物盛り合わせ

酒のあてになるように、女将が手ずから作った品を三点、一緒に貰って、そこに茶漬けを作るためのご飯を、素でもらう。
少し濃いめの照焼は、ご飯にしっくり馴染むから。はくはく、箸がすすみます。
甘ったれのための、女将の優しさに感謝。心励まされる一汁一菜でした。

■大塚まるま、にて


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三色ごはんと味噌スープの弁当

2017-03-22 17:15:00 | 美味しい食


○玄米ご飯で三色ご飯
・釜揚げしらす&水菜塩糀漬け
・ちょい甘 煎り玉子
・隠元豆の昆布塩和え
○ひじきと鰹節の焼売
○具だくさん味噌スープ ((笑)ソーセージ、蕪、玉葱、人参、しめじ、等) →作る★
○焙じ茶


土井善晴さんの本を読んで以来、ソーセージやベーコンの旨味を活かした味噌汁を考えてみるのが、最近の楽しみの一つです。

[作る]
1)スープ・ポットにつぎ分けることを考えて、根菜食材は小振りに切る。
2)一つまみの塩で、根菜を煮はじめ、途中でソーセージを足して煮る。
3)火が回ったら、白味噌を溶き入れ、ブロッコリ軸や隠元豆、しめじ等の早煮え食材を、加える。
4)黒胡椒をしっかりひく。


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桜は未だなれど胡蝶蘭は続々!

2017-03-22 15:56:00 | 植物日記(季節のある暮らし)


こんにちは。明るい陽射しでしたが強風で、気温は14度ほどしか上がりませんでした。
靖国の染井吉野は昨日(3/21)開花を宣言されましたが、我が家の回りは、未だ気配なし(ニッコリ)。

かわりに、胡蝶蘭が賑やかになってきました。三房に10輪を越えて、開いてきました。
花が咲き出すと、房の伸びが止まってしまうものですが、今年は脇芽が伸びようとしています(ニッコリ)。

2/28に開花して三週間余り。ゆっくり咲いていって欲しいと願っています。


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南テイストの和食を静かな器に盛った夜

2017-03-22 12:05:00 | 美味しい食


○白ねり胡麻で肉うどん →前記事
○肉うどんには旬の山葵菜をたっぷり混ぜ込む
○コーンポタージュ
○真子と昆布の煮物
○温奴、美味しい辣油で
○写真はさんぴん茶、あるいはハイボール(笑)

鹿児島や沖縄への旅行記を読んでいたので(ニッコリ)、少し沖縄テイストで、わしわし食する献立にしました。

ちょっとだけ器遊びも(笑)。イイホシユミコさんのリイラボ、スコープ・ジャパンが復刻してくれたイッタラ・フルッタ。
冬から春に移り行く地に、桜とおぼろ月がかかる様を、私はイメージしました(笑)。
この器達は、どちらも使いやすい! 美しいだけでなく、食すためにデザインされているのが判った、嬉しい夜でした(ニッコリ)。





スコープ・ジャパンから送られてくる布が可愛い!(ニッコリ)




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白ねり胡麻で肉うどん♪

2017-03-22 00:08:00 | 美味しい食
こんばんは。七分袖で歩けた昨日の昼から、うって変わって、一日中、冷たい雨が降り続いた日でした。
こんな日は、優しい風合いの和食がホッとすると思います。白ねり胡麻をいかして肉餡を作り、薫る和食にして、しっかりごはん(笑)を果たすように考えました。



■白ねり胡麻で肉うどん

沖縄ホーメルのコンビーフ・ハッシュ(コンビーフとチャンク・ポテトのミックス)を使って、胡麻薫る肉うどんを作ります。
麺類を油を使って炒めず、混ぜるだけで、ソーミン・チャンプルーの香りを引き出すことを考えました。

[材料]二人分として
細くて、こしのある生うどん 2たま
コンビーフ・ハッシュ(沖縄ホーメル、キャンベルでも) 150g
△白だし醤油 小さじ2
△黒糖 小さじ1
△House 白ねり胡麻 大さじ1
△白味噌 小さじ2
煎り白胡麻 小さじ1
卵の黄身 2個
山葵菜 →葉先をたっぷり摘む
GABAN黒胡椒 お好みでたっぷり

[作る]
1)うどんを茹でる湯を沸かしておく。香りのないココナッツオイルを小さじ1(分量外)ほど加えておく。

○肉餡を作る:
2)コンビーフ・ハッシュに△の調味料を混ぜる。
3|マーブルコートのフライパンで、煎るように炒める。火が回り、香ばしい香りがたったら、煎り白胡麻を加えて、一混ぜし、火からおろす。

4)細うどんを茹でて、湯切りし、流水で洗いしめる。その後、湯通しして、しっかり水きりする。
5)山葵菜を盛り付けた皿に、細うどん(4)を盛る。肉餡(3)、卵の黄身をトップする。お好みで黒胡椒をガリガリっ!

それぞれを崩し混ぜて、召し上がれ。胡麻と味噌が香り、卵のトロォリが風味を添えます。




コンビーフ・ハッシュに白ねり胡麻を組み合わせて、手軽に薫る和食に調えました。


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春の和食料理レシピ<map name="r170301a"><area href="http://www.recipe-blog.jp/sp/mb/r170301a" target="_blank" shape="rect" coords="4,4,192,85"><area href="http://www.recipe-blog.jp/special/spiceblog/" target="_blank" shape="rect" coords="196,4,295,85"></map>
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食とデジタル・アート:食神様のおいなりさん

2017-03-21 05:58:00 | お試し報告


京都・美山荘の中東さんが監修とのことで、楽しみにしていました。
食神様のおいなりさん の他に、発酵食品と日本酒のセット、味噌と出汁の相性を考える三種の味噌汁、実山椒を加えた親子だし巻き、根菜の旨味感じる筑前煮を注文してみました。

お酒とお味噌汁は、神棚に上げるような清楚な白の陶器、他はリユース不可の紙皿です。大地に還る紙とのこと。

立席テーブルの他に、仮設畳に座卓のスペースがありました。

おいなりさんは美味しかった! 蓮根や根菜のシャキッと感が、ご飯のねっとり、旨ジュワッのお揚げにあって。
お味噌汁のプレゼンテーション(写真・中央右手、三つが半月盆にのっている)は、単純だけど、美味しさの違いが解りやすく強調されていました。白味噌と昆布出汁、田舎味噌にいりこ出汁、赤味噌に鰹節出汁。
日本酒(写真・右手奥)と発酵食品(一番手前)、野沢菜漬けが旨し。古酒(色が飴色)と自然酒で比べると、古酒はお正月のお屠蘇のような、味醂と酸味が混じった気配になっていたのが面白かったです。
だし巻きは、実山椒と鶏そぼろを巻くというよりはセンターに挟んだような仕上り。筑前煮は丁寧に作った味。

きれいに造った美味しさ、少量ではっきり感じる味の載せ方をしてある……「万博」のような設定を面白く体験しました。



アボカド味噌は、ディップに近く受けとりました。
日本には嘗め味噌の文化がありますが、香味野菜や季節の薫る食材を合わせることに意義があれのだということを、改めて思い出させてくれました。

面白い体験でした。
フラッシュをたかない写真を応援し、SNS発信をすすめる仕組みは、まさに現在の万博の形と思いました。

階段の多用は、バリア・フルな企画と思いました。古いビルを活かす茅場町再生プロジェクトの一環ときけば、うなづけました。

非常口のような場所から、出入り口に戻ると、明るいコンセプト・ショップがありました。書籍、食器、食品やパンが、並んでいました。



かつお出汁100%で作る食パン!
味見すると、最後に鼻に抜けるのは鰹節出汁の香りでした。工夫して焼くと、こんなことも出来るかと、面白く受けとりました。
買ってきました(笑)。

ゆっくり回り、味見をちゃんとして(笑)、二時間程度の体験でした。
インタラクティブ・アートを、ダイアローグ・イン・ザ・ダークにのせた技術環境や、食に絡めて体験をまとめる手法は、まさに万博型と思いました。
以上、現代を体験した報告でした(笑)。


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