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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

初霜があったのに

2010-12-03 | 小父のお隣さん

Photo  Photo_2

 11月末に初霜があったというのに、蛇がまだ地上にいる。「最低気温が五度を下回ると冬眠に入る」という記憶もあるが、今日は朝日の当たる枯葉の中にいた。シマヘビかと思ったのだが、印象が微妙に異なる。幼体の頃は成体とは異なる模様の種類もいるから、さてどうだろうか。

 駐車場に環境教育のメンバーが、今日も子ども達とフィールドに入るために集まっていたから、バケツに入れて「実物見本」として渡した。「何ですか?」のあと「キャー!」はご愛嬌なものの「おいおい」と思ったけど、子どもたちにとっては千歳一隅の実物教材である。

 観察の後は、蛇が好みそうな場所に放していただいたはずだが、穴惑いもこの時期まで来ると、冬眠用のねぐらが見つかるかどうか心配でもある。もしかしたら日光浴していた付近にねぐらがあったかも…。


判ってらっしゃる!

2010-12-03 | 感じるままの回り道

Photo_2  相変わらず猪様が罷り通るフィールドである。見るたびに鍬で掘り返したような箇所が増えている。

 今日は、キウイの棚の下と栗林の周辺がボコボコにされていた。灰皿にテキーラを入れて「飲め!」と強要したわけでもないし、頭に水を掛けたわけでも無いのにボコボコにされてしまった。犯人は茶髪の2.6才の猛進族だ。

 ところがである、水仙の所だけは手付かずなのだ。「敵もさるもの」球根に毒があるのをよーくご存知である。そういえば、彼岸花の球根も有毒であるが、先人はそれを利用して土手を荒らされるのを防いでいたと言う。土手や畦道に咲く彼岸花は単に草刈りの方法だけで成り立った植生ではなかったのを実感した。

 竹の処理をしていたら、森林インストラクターをしているA氏が引率の途中で声を掛けてきた。棚田の周辺が猪に掘り返されて大変な状態だと言う。想定できる事態ではあるが、なにせ新米の収穫を断念した時点から訪れていないのだ。さもありなん…。見に行ったところでどうにもならないが、土手が破られているようなら修復に出向かねばなるまい。