11月末に初霜があったというのに、蛇がまだ地上にいる。「最低気温が五度を下回ると冬眠に入る」という記憶もあるが、今日は朝日の当たる枯葉の中にいた。シマヘビかと思ったのだが、印象が微妙に異なる。幼体の頃は成体とは異なる模様の種類もいるから、さてどうだろうか。
駐車場に環境教育のメンバーが、今日も子ども達とフィールドに入るために集まっていたから、バケツに入れて「実物見本」として渡した。「何ですか?」のあと「キャー!」はご愛嬌なものの「おいおい」と思ったけど、子どもたちにとっては千歳一隅の実物教材である。
観察の後は、蛇が好みそうな場所に放していただいたはずだが、穴惑いもこの時期まで来ると、冬眠用のねぐらが見つかるかどうか心配でもある。もしかしたら日光浴していた付近にねぐらがあったかも…。