フイールド内に2箇所、それも400㎡ほどしかない真竹林の林床を片付ける。駐車場から近いし、資材として伐り盗っていく量が多くて、再生竹は細く疎らになる一方である。
伐り採るのも手入れの一環として、過密や養成を考慮してくれれば荒れるはずは無いのだが「県有地=私は県民」の論理で、伐り易いところから伐り盗っていく。ここまでは無視できるのだが、伐り残しと不要な枝・稈を片付けないのが無視できなくなった。
子ども達が入ってくるようになって、中途半端な高さで伐り取った残りが非常に危険な仕掛けになってしまう。小生自体が、それで肋骨骨折をしてしまっているから、思い切って処理に入った。手入れをしても、おっつけ荒らされるのはウンザリするほど体験済みだけれど…。
伐り残しをチェーンソーで地際から切断するのだが、乾いて古いのは硬く、直ぐに切れ味が鈍ってしまう始末だ。あわせて切り捨ててある残渣も窪地に再集積して、少しは安心して歩けるような林床に近づいたが、燃料切れで二割ほど残ってしまった。林床に放置された枝の下は植生が全く生じないから、これも綺麗に片付ける必要があるので、もう一日必要だろう。
今日の最高気温は10度。ウインドブレーカーを羽織って丁度いい気温だった。オオスズメバチが飛翔しないと思えるから寒くても安心感はあって、やっと丈夫な黒い上着を着れる。