拠点の北側斜面の除竹を行う。本当はその奥の侵入竹の除伐を行いたかったのだが、到着時は寒かったので陽が当たる東側斜面にしたのだ。予定しているところは林内だから日陰で、一年を通して日影の場所である。
でも、寒さに慣れてきたら着手せねばなるまい。いつもは手鋸で処理するのだが、腕が痛いからチェーンソーを使用した。その分、処理速度が速まったから、結果的には普段より処理する本数が増えてしまった。労働強化であって、合理化と省力化には程遠くなってしまった。
竹を倒せざるを得なかった斜面には、植栽して2年目、3年目の若木が並んでいるのだが、雛壇になっているお陰で傷めずに済んだ。会友と3人の作業だったから目標範囲は終了。
除伐した部分は通路と竹林との林縁に当たる範囲で、ここに林縁植生を復元するのが目標である。近くには観察に格好の林縁部があるのだが、毎年綺麗さっぱりと刈り取られてしまい林縁の裾群落、袖群落を形成できないでいる。
せめて選択的刈り払いをして欲しいのだが、その集団の考え方もあるから、顔を見合わせているだけだ。