ようやくヒノキ林内の侵入竹除伐に着手できた。今日は4名の参加があったから、黙々と作業はしていても安心感がある。
孟宗竹は太いのばかりで、胸高径でも一升瓶より太い。チェーンソーより新品の竹切り鋸が使いやすいのだが、上腕が痛いから動力に頼ってしまいがちだ。
ただ作業の正確さからいえば手鋸に軍配が上がる。倒す方向をコントロールする時、チェーンソーでは一旦置かなければならない。倒す場所が狭く、二間ほどの隙間だから最終的には微調整が必要になる。微調整と言えども、竹の重心方向は不揃いだから、それを一箇所に倒すのは「受け口・追い口」だけで決まらない。重心移動させてやる必要があるから「ヨイショー!」の手間仕事になる。
今日は手前から伐り倒していったが、写真に撮ると事前・事後も大差が無かった。背景は変わらない竹の林立で手前は杉木立だから空間が見えない、少々ガッカリである。切り株を撮ったほうが明確だった。