トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

もうボロボロ

2010-12-13 | 感じるままの回り道

Photo  原っぱの枯葉の上にヒョウモンチョウが身体を温めていた。先日は初氷が張ったし、今日もそれほど気温が上がらない予報だ。

 既に羽はボロボロで、色彩も色あせてしまって生きることの厳しさと逞しさを感じ取ることが出来た。時折、羽を閉じたり開いたりするから生きていると判るし、蝶そのものの優雅さはボロボロであっても健在である。

 周辺の地表は猪にボロボロにされているが、どちらも生きるための証であることに相違は無い。でも一方は驚嘆するし、一方は驚愕・憤慨のたねである事を思うと「ボロボロ」から受ける心象も大きく異なる。

 ところで「思い出ボロボロ」はどんな印象だったのか歌詞が出てこないのだが、「たまごボーロ」のボーロは「ボロボロこぼれる」からか、そんなことはないか…。


16馬力

2010-12-13 | 小父のお隣さん

 日が改まるたびに耕作面積が拡大していく。食料自給率が低下する一方のわが国において喜びたいところではあるが、生産や国家の自立には全く寄与しない、いわば議員様に取られる歳費みたいなものだろう。この頃はアドレナリンも出てこない。

 しかし、耕作するエネルギーたるや大きなものに違いない。鋤や鍬などで人力による耕起とは比べ物にならない位にしっかりと掘り返している。ここは粘土質で苗床を作ろうと唐鍬で耕起しようとした時の難儀を思い出した。ほとんど小型重機による掘削に近いのだ。

 馬力に換算したら間違いなく16馬力である。最近ブームとかやらの家庭菜園や休日百姓で使用する豆トラクターでもこれまでは出来ない。ほとんどプロ使用のトラクターの耕起レベルである。

 考えてみれば相手はその道のプロだった。忘れていた。

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