原っぱの枯葉の上にヒョウモンチョウが身体を温めていた。先日は初氷が張ったし、今日もそれほど気温が上がらない予報だ。
既に羽はボロボロで、色彩も色あせてしまって生きることの厳しさと逞しさを感じ取ることが出来た。時折、羽を閉じたり開いたりするから生きていると判るし、蝶そのものの優雅さはボロボロであっても健在である。
周辺の地表は猪にボロボロにされているが、どちらも生きるための証であることに相違は無い。でも一方は驚嘆するし、一方は驚愕・憤慨のたねである事を思うと「ボロボロ」から受ける心象も大きく異なる。
ところで「思い出ボロボロ」はどんな印象だったのか歌詞が出てこないのだが、「たまごボーロ」のボーロは「ボロボロこぼれる」からか、そんなことはないか…。