トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*晩秋

2010-12-26 | 今日は真面目に

 草の種ズボン飾れば掻き落とす山の帰りの秋の習いよ

 干草を踏み固めればサイロにて芋蔓踏みを想う秋の日

 新池に入る流れはささ濁り落ちる水音澄みて冬空

 掘り上げた池の落葉は様々に浮いて漂い沈みて隠る


日照支障木

2010-12-26 | 今日は真面目に

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 会友のA氏が日照支障木を除伐すると言うので留意点を伝え、小生は除竹作業をしていたのだがチェーンソーの切れ味が鈍ってきたから、除伐の現場まで脚を伸ばしてみたところ、倒す事は倒したがチェーンソーが挟まって抜けなくなっていた。これでは「チェーンノー」である。まあ、丁度良いところにご到着したと言う事になるが、年輪を数えると35以上、地上1mで長径45cmあった。

 一番の要因は「受け口不十分」に尽きるようだった。そのため何度も刃を入れているうちに倒れて挟まったようだ。広葉樹は重心の位置が明確でなく、倒れる方向も判断しにくいことが多い。今回の樹の倒れる方向は、小生が予想していた方向とは60度程度外れていたのだ。

 従前に、周囲の木は除伐しておいたし、この木の大きい下枝は昨年に切断しておいたから、掛かり木になることなく地上に倒れてくれた。会友2人も助っ人に入っていたが、事故につながらなかったのは幸いだった。しかし倒れた場所が散策道だったから、4人で排除作業となった。

 チェーンソーの切れ味が鈍っているので、少し早めの昼食としたが、動かないと寒さが身に凍みて、食事も早々に残りの作業開始に立ち上がってしまう。結果は、さすがに全員「くたびれたー!」。