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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

掛かったあ!

2010-12-29 | 今日は真面目に

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 侵入竹の除伐しながらも、立ち枯れした木の伐採が必要になる時がある。大抵は除竹してから処理するのだが、空間が欲しいので一本除伐したが、結果は「掛かり木」となり、外したらまた「掛かり木」となってしまった。

 一回だけは、真竹の樹冠に掛かるのは必至だったのだけれど、ヒノキの枝に掛かってしまったのは誤算、と言うよりコントロール不足だった。杉の木なら枯れ枝は大概折れて落ちてくれるのだが、ヒノキはしぶとく何時までも残っている。掛かっている枝の太さは牛乳瓶の太さも無いのだが、しっかりと絡み付いて落としてくれない。

 結局、ロープを掛けて引き落としたが、今度は真竹に掛かってしまった。倒す方向は厳密に意識して作業をするけれど、上部の枝の狭い間を通らせるのは慎重さが必要だ。「掛かり木」にしたくないと思えば思うほど「掛かり易くなる」、ここにもマーフィの法則が出てしまうのだ。


カチカチ山

2010-12-29 | 感じるままの回り道

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 今日は初冬日を記録した。道理でフイールドは一面の霜景色、止水域はことごとく氷結、ここまでは既に見慣れた光景なのだが、「やっぱり!」と思わせたものは靴裏の感触である。地面がカチカチなのだ。

 バイオトイレの蛇口の下は氷筍が出来ている。蛇口の水滴は凍結していて、滴り落ちてはいなかったが、それまでに成長した氷の柱は18リットルの缶の高さより高くなっていた。初冬日とはいっても、昨日、一昨日のような身を切られそうな体感はなかった。日中は10度を越えたし、何よりも風が無かったのが良かった。

 そうは言っても、午後になると風が強まってくる。昔聞いた歌詞に「風に吹かれておとうが消えた。峠の向こうに霞んで消えた」のごとく、小父さん達も昼を食べると霞のごとく消え去る昨今なのである。特に薪は背負ってないし、火も着いてはいないのだけれど、泥舟に乗っているのは共通かなあ…。