トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

** 「月経ちても」

2011-05-02 | 大震災

 遠つ海起きて波濤幾重にも寄せたる上にさらに押し来る

 立ち別れかくと知らずも常なきも千尋の国に住む幸あらば

 月還り雪降る日々は去りたれど失せて戻らぬ温きあの日々

 暦見れば立夏となりし避難先戻るすべなし家族も立ちぬ


アラカシの除伐

2011-05-02 | 今日は真面目に

上から Photo 下からPhoto_2

 新たに遊歩道として加える尾根筋の両脇のアラカシ除伐がまだ途中のままだ。最終的にはアラカシを全伐する予定なのだが景観も考慮するため間引きながらの伐採になってしまう。倒しやすいところから間引きを進め林床への木漏れ日を確認しながらの作業だ。

 作業開始前、まだコナラの若葉が展開しないからアラカシの樹陰だけで、林床への木漏れ日は一割程度だった。ようやく平均で5割程度までになった。これにコナラの葉が展開してくると、ほとんど木漏れ日は消失してしまうだろう。このまま夏を迎えて実際の林内採光の程度を確認すればよいのだろうが、樹冠部の裸木の状態からイメージすれば、日射は届かなくなるのは確実なのだ。

 アラカシに恨みはないが、伐採しても萌芽更新は容易な樹種でもあるから、除伐して若木に切り替えた方が森の全体調和には好ましいだろうし、樹林内の遊歩道としても雰囲気がよくなってきた。オオスズメバチの女王の飛翔が目に付くようになった。緊急キットの携行と捕獲トラップの設置を早めなければならない。トラップ用のジュースは会友のM氏が購入してくれた。