トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

似た者同士

2011-05-31 | 感じるままの回り道

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 時を同じくして二種類を見る事はほとんど無いけど、たまに見ると名前を混同してしまうことが多いトンボだ。シオカラトンボとオオシオカラトンボもその類なのだが、昆虫愛好家でもないし、取り違えたところで人に教える訳でもなく、まあ被害を被るものでもないからお気楽だ。

 オオカワトンボもミヤマカワトンボも赤茶の羽を持つが、ハグロトンボやアオハダトンボのように羽の色は濃色でない。それでも羽色の濃いこの手のトンボが飛翔すると、何となく奥山にいる気分がする。特に湿った暗い林内でハグロトンボの飛ぶのを見ると物の怪の世界に入り込んだ気分だ。臆病なのは歳を重ねても緩和はしないなあ。

  


性懲りもなく

2011-05-31 | 水辺環境の保全

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 雨が上がって晴天となった。作業には不適と思い、クワの実を摘んでジャムを作ろうと出かけてみたものの、連日の降雨で実が水分をたっぷり含んで不味いこと、不味いこと。採集は中止したものの手持ち無沙汰だから水泥地を見回ったのが運のつきだった。

 丸太ダムからの放水路は機能していて、泥水地の浅瀬は洪水にならずに済んでいたが、三枚目の泥水地から沢筋に落としている水がもったいなくなった。2.5mほど落下させているが、華厳の滝の滝壷の様なっていて、何時かは三枚目の泥水地まで浸食してしまうのは必死だ。

 それならば、浸食されて大きく深くえぐれている台地の方に更に泥水地を造成すれば、棚田の段々のように落差を緩和しながら、なおかつ水辺を増やせると欲を出してしまった。

 草刈りをして地表を顕わにしたら、軽自動車を埋められるほどの浸食溝は三箇所、他にも人間が入り込める漏水孔も2箇所ほど出てきた。まず水勾配をみたいので堤を切って流したが、案の定、容赦なく吸い込まれていく。さて…。