トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

竹の秋

2011-05-23 | 感じるままの回り道

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 タケノコを産んで、すっかり竹が黄色くなってしまった。落葉も盛んで、林床はタケノコ掘りで荒れたのが見えないほど落ち葉で覆われてしまっている。

 トレイルにもビッシリと積み重なっているが、これは乾いても濡れていても危ない代物なのだ。気を抜くと滑ってしまう。季語では「竹の秋」と言うそうだが、この時期の竹林は光りの透過が良くなって明るい感じになる。

 雑木林は、遠めには新緑の錦絵巻に見えるけど、中に入ればうっそうとして段違いだ。でも、明るくなった竹林も梅雨までで、それ以降は藪蚊の襲来に悩まされる恐い暗い林に戻るのだ。

 もう、樹林の中では蚊取り線香が不可欠になっている。陽射しの届かないところは、身の周りに蚊柱が立つようになったから。


漏水孔

2011-05-23 | 感じるままの回り道

Photo  先日、田植えの準備をしていた隣地の棚田に目をやったら水が溜まっていない。小生も、泥水地を造成中に二度ばかり畦の漏水孔を補修しておいたのだが、今回は田んぼの真ん中から水が漏れていく。この水は、丸太ダムの底部から湧き出していた。

 ペットボトルが入るほどの漏水孔だし、こんな状態だと地下1m程度まで掘り下げ、新たに土を踏み固めないと再発する。とは言っても、小生の領域ではないから、竹を刺して目印をした竹だ。

 どうするかは、かのM氏が決めることだが、この部分は除いて新たな畦で区画した方が良いだろう。姿をみたら余計なお節介をせねばなるまい。


シーズン到来なのだ

2011-05-23 | 小父のお隣さん

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  棚田の様子を見に行く途中、鞍部のため池にもモリアオガエルの卵塊が五個生みつけてあった。こちらは杉の葉にくっつけてある。この池は、雨水頼みで狭い鞍部の地表水だけであるが、漏水は続いているものの、手入れのお陰か干上がるほどにはならなくなって、産卵が見られるようになったため池だ。

 拠点近くの産卵は一箇所だけだったが、棚田はまだ一箇所も無い。とは言え、産卵シーズンに入ったことは間違いないだろう。