トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*息吹き

2011-05-25 | 感じるままの回り道

           フキノトウお初はフキのフウなりし

           初花は首縮こまり土の上

           石原のヤナギ萌えたち霞む枝

           太る芽に霞む木立の含み笑み


ハンショウヅル咲く

2011-05-25 | 小父のお隣さん

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 ハンショウヅルが咲いた。初めて見たのはワンゲル部の合宿で行った八ヶ岳縦走時のどこか下山途中だった。「こんな綺麗な花があるのか!」最後尾にいたことを幸いに、立ち止まって見上げた記憶がある。

 フイールドでは駐車場近くの林道脇にあるが、手の届くところだから、結実して種子の様子を見る事が出来るのは稀だ。折り取られて無くなることの方が多いのだ。

 ツルニンジンも開花の頃かと探したが見つからなかった。そういえば蔓を伸ばし始めた頃、掘り取っていく山荒氏がいたから、今年は見られないかもしれない。咲けば咲いたで不幸に見舞われるのが山野草だ。


小島の手入れ

2011-05-25 | 水辺環境の保全

Photo  トンボ池の小島の葦刈りをする。面積は一坪程度だが、葦原になっていた土を盛り上げ造成したから、取り除けなかった葦の根茎密度は高いようで、周囲の池より葦の再萌芽が激しい。

 刈り取り二回目なのに勢力は衰える気配が無い。刈り跡から数を増やして再萌芽している有様である。

 この部分の草本は、生えるがままの種類にしておくつもりなのだが、植え込んだ幼樹を圧倒している背丈の草も刈り込ませてもらった。

 成長の早いタラノキは別格としても、他の幼樹は成長がゆっくりな物ばかりだから、小生以外は手入れをしないのは承知しているけれど、支柱を添えた。これは「放任していない」というサインでもある。

 カルガモのペアが堤で休んでいたのだが、小生が小島に上がったら同じ距離だけ離れた。逃げ出す心算は無いようで、時折覗くと頭を羽の上にのせ昼寝中だった。泥水地を見回り、食草園の岸の草刈りをしていた時も「お昼寝中」だった。トンボ池の濁りは採餌行為の結果だが、たらふく食べれる餌があったのだろう。