泥水地にオタマジャクシを移入するため、上部の池にいった。池全体には広がっていなくて、相変わらず浅い水路に群れている。食料は大丈夫なのか気になるところだが、餌が不足すれば共食いするから余計な心配なんだろう。
両手で20杯くらいすくい取って新設の泥水地に移設したのだが、落ち着くと殆どは群れになっている。僅かな数の個体だけが単独で散開遊泳しているけれど、単に放浪しているようにも思えない。ミツバチが花粉を求めて散開していくような役割りがある様に思えた。きっとオタマジャクシにもマゼランやコロンブスに相当する個体がいるのだろう。
理由として、時間の経過とともに集合している場所が移動しているのだ。それはともかく、既に後ろ足が見えている。前足が出て尾が短くなった頃に一斉に消えてしまうのも、もう直ぐだろう。そして三年経って産卵に戻ってくるのはワンペアいるかどうか…。