トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

オタマジャクシ

2011-05-10 | 小父のお隣さん

Photo_4  泥水地にオタマジャクシを移入するため、上部の池にいった。池全体には広がっていなくて、相変わらず浅い水路に群れている。食料は大丈夫なのか気になるところだが、餌が不足すれば共食いするから余計な心配なんだろう。

 両手で20杯くらいすくい取って新設の泥水地に移設したのだが、落ち着くと殆どは群れになっている。僅かな数の個体だけが単独で散開遊泳しているけれど、単に放浪しているようにも思えない。ミツバチが花粉を求めて散開していくような役割りがある様に思えた。きっとオタマジャクシにもマゼランやコロンブスに相当する個体がいるのだろう。

 理由として、時間の経過とともに集合している場所が移動しているのだ。それはともかく、既に後ろ足が見えている。前足が出て尾が短くなった頃に一斉に消えてしまうのも、もう直ぐだろう。そして三年経って産卵に戻ってくるのはワンペアいるかどうか…。

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原で遊ぶ

2011-05-10 | 遊び子は

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 一ヶ月振りに森遊びのグループがやってきた。今日は三歳未満児だった。コロコロよたよたしていても自分の主張ははっきりしていて、見ていても面白い。

 朝の会の後はクローバーの中に座り込んで髪飾りを作ったりしていたが、興味の無い子はあちこちと危ない場所へ興味を示して親も大変そうだった。午後の散会前に「上の池にオタマジャクシを見に行く」と言うので、出来たばかりの泥水地を案内した。

 午前にオタマジャクシを移入しておいたから、それはもう大騒ぎと言ってよい。幼樹の周りの草を刈っていたのだが、大人と言うか女性と言うか、特有の歓声や嬌声が風に乗ってくる。そのうち幼児の泣き声も聞こえて、どうやら水に落ちたらしい。

 安全には配慮したデザインの心算だが、落ちるのも体験の一つだろう。幼い時代は教育より体験学習だと思っているが、津波災害の地に写真の様な風景が戻って欲しいものだ。がんばれちびっ子!、がんばれ東北!。