トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

草刈り本番

2011-05-14 | 今日は真面目に

Photo_2  ここ一週間の野草の生長は目覚しく、幼樹を圧倒してしまった。もう待ったなしの草刈りの本シーズンに突入だ。

 携行品もオオスズメバチ用の緊急キット、梅干入りの麦茶、塩飴などの夏バージョンに変更しているが、身体は汗だくの暑さに慣れていない。今日も最高気温32度を記録した。

 黒竹で目印用の支柱を作り、刈り払わないように、養成する実生樹に添えてから刈り払いを開始する。

 もう、最初の頃の様に「地際からくまなく」なんて刈り方はしない、残したり軽く撫でたりとばらばらだ。植生も変化しているから、衰退させたい種、残したい種などと選択的刈り払いである。その意味では手間を喰う。暑くて午前中で退散だったが、一服無し3時間の刈り払い機作業は帰宅しても掌のピリピリ感が残る。防振手袋を新調しなくてはならなくなった。


陸に上がる

2011-05-14 | 小父のお隣さん

Photo  作業前に水辺の様子を確認に行った。オタマジャクシが減ったようにも見えるし、浅瀬で体が水から出ている個体もいる。

 近づいたら何匹かが陸から水にモソモソと戻って行く。既に尾が無くて立派なカエルの形だが、ヒキガエルとは思えない。一見するとツチガエルかと思える体表面だ。

 モリアオガエルもヒキガエルも陸に上る時は一斉に行う、なんて事が記憶にあるけれど、果たしてそうかどうかは確認したことは無い。

 個体数が減った感じは、既にこの2日間の降雨の中で、山中に入った個体もいるのでは、と思うのが小生の正直な思いだ。この分だと週明けには全て去ってしまうのだろうか…。少々寂しい。ひとつ気がついた事は、マツモムシの遊泳が見られないことだ。オタマをたらふく食べて餌探しをする必要が無くなったのかもしれない。