トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

先客万来 1

2011-05-07 | 小父のお隣さん

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 トンボ池の葦を刈っていたらカルガモのペアが着水した。横目で確認しながら草刈りを続けていると採餌している様子だ。写真を撮ろうと伸びあがったら警戒して動きを止めてしまった。それでも距離は5~6メートル程度の至近である。営巣してくれるのか定かではないけど、例年1カップルだけは観察できている。冬に造成したトンボ池に飛来したのだから、これはこれで認められたようで嬉しい。

 泥水地にはギンヤンマが産卵を開始した。初見が産卵行動とは「ラッキー!」である。かの昆虫愛好家のS氏さえもギンヤンマの産卵は撮影出来ていないのだ。まあ、圧倒的にフイールド滞在時間が長い小生だから自慢にはならないが…。これも報われた思いの一時だ。

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よいとまけ

2011-05-07 | 今日は真面目に

Photo  胴突きと叩き板で泥水地の畦を固めた。胴突きも二人で突けば軽々であるけれど、一人だと結構な作業量になる。3mほど突き固めては一休みする繰り返しだ。

 子どもの頃は、滑車で吊り下げて突き固める「よいとまけ」の記憶はあるが、今時に胴突きを使っているなど時代遅れだろうが、道具とは便利なものである。しかし、昨年末からの土掘り作業で片手にタコが三つの双方で六個、掌の皮も硬くなってしまった。

 昼前に一通り終了して、食事をする前にヒキガエルのオタマジャクシを移入した。クロメダカも移したかったのだが、こちらは逃げ足が速くて、近づく前に葦の中に逃げ込まれて断念した。

 水生生物は、一番乗りのアメンボウ、二番手はマツモムシ、三番手がオタマジャクシだ。イトトンボやカワトンボは産卵したのだがヤゴになったかどうか、今の所は不明である。