トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハシリグモの類

2011-05-28 | 小父のお隣さん

Photo_5  Photo_6

 ホトトギスの葉の上の蜘蛛を撮影する。ハシリグモの仲間だろうと推定したが、図鑑と照合しても個体差が大きいから、素人で同定は到底、無理である。

 顔を見たくて接写したが、あの先代と、襲名したお弟子の顔に似ている。「蜘蛛なのに馬面とは、これいかに?」なんて御題がでそうだ。馬鹿はこれくらいにして、接写もピントが合ったのは頭部が欠けた一枚のみで、眼部周囲が撮れなかったのは惜しい。

 蜘蛛の目は複眼でなくて8個付いているのだそうだが、この写真では正確には読み取れないのだけれど、暇つぶしや道草するに事欠かないのが里山だ。先日、テレビ番組で里山を楽しむ人たちを紹介していたが、畑作や稲作などや園芸、チェーンソーカービングやログハウス造りなど、別に里山とは直接関係の無い活動がほとんどだった。

 番組制作も、蜘蛛みたいに「動くものは何でも」と言うような視点で「羊頭狗肉番組」が多くなった。ましてや、あんな切り口で放送されると「何をやっても許される場所」なんて困った輩が増加するだけである。


優良野生種

2011-05-28 | 何よりの楽しみ

Photo_3  まだ最盛期とはならないが、クワの実 を摘まんで楽しめる量は口に出来る様になってきた。

 一本だけ実の大きさも甘さも実生りも優良な樹がある。下枝を払われてしまったから手が届くところは僅かだけれど食べ応えがある果実を着けてくれる。

 この程度の品質だと立派に「園芸種」で流通しそうだ。「大実マルベリー」なんて銘打って販売されている樹もあるのだが、大方、実が大きいだけで味わいの少ない物が多い。


*立ち止まる

2011-05-28 | 小父のお隣さん

           タンポポのひとつ咲いても春の原

           葦原と水面行き交う初トンボ

           初音出すサンコウチョウはしどろなり

           ミツマタのかくも見事な枝分かれ