猛暑日も汗を拭き拭き見上げればうろこ雲浮く残暑となりし
黒雲に覆われ逃げる山の道ヒグラシ鳴いて我を急かせる
昼餉食べ木陰で空を見上げれば青き美空はただ深くあり
つばくろの飛ぶ空碧く絹雲は南へ渡る道筋のよう
フィールド近くのリンゴ園でハクビシンが罠に掛かっていた。生きている個体は初めて見たのだが、拠点で栽培したトウモロコシを総て食害したのはハクビシンだったのだろう。
御丁寧にも排水路の窪みに糞溜まりも作ってくれた。この撮影の承諾は引導を渡そうとしている最中だったから、頭部が入らなくて幸いだった。猪の場合は猟銃免許を持つ仲間が同行すると聞いたが、ハクビシン程度なら獣を使うほどでもないだろう。
でも、狭い籠罠の中で必死に動かす爪や歯の鋭さを見ると油断の出来ない小銃、いや小獣である。干上がったトンボ池に残された足跡はハクビシンの足跡だろうか…。爪の長さが恐ろしい。