トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

台地の刈り払い

2012-09-08 | 今日は真面目に

Photo_7  竹笹類を全伐し、草原に誘導中の台地の刈り払いをする。ここも今期何度目かだけれど、既に膝上の高さまで伸びていた。

 まだ植生が安定しないので、主勢の顔ぶれは変化するけれど、今回はエノコログサが繁茂していた。エノコログサは高生種でないから刈り払わなくても草原誘導に差し支えは無いのであるが、その下に、まだ笹竹のひこばえがある。

 このひこばえとススキの株立ちを根絶しないと藪になるから刈り払いは欠かせない。「侵入竹全伐」はすっきりするが、その後、何年にも渡ってひこばえ除去で格闘しなければならない手間隙を知る人は作業者だけだろう。

 だから、ある程度の全伐面積を保有すると維持管理に労力を要し、新たな侵入竹伐採が衰えてしまう。現状はそんなところだ。刈り払いも処理面積に限度があるから現状で手一杯。必要な作業はワンパターンになる一方である。


ツリフネソウ

2012-09-08 | 旅行記

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 草刈り従事君の途中、久しぶりにツリフネソウを見た。それも二種類同時にである。キツリフネは郷里の新田脇にあったから承知だったが、赤紫のツリフネソウは初めてである。

 「舟を吊った形」と言うより、小生には「イカの泳ぐ姿」に見える。オウムガイにも見え無くはない。この花を見て何時も思うのだが、何でこうまでしなければならないのか理解に苦しむ。

 種子も種子で、採種しようとするとホウセンカのように弾け飛んでしまうのだ。可愛くて可愛くない植物だ。そういえば、登山をしていた頃に採種し栽培しようとした事があったが花を見れずに終わった。