竹笹類を全伐し、草原に誘導中の台地の刈り払いをする。ここも今期何度目かだけれど、既に膝上の高さまで伸びていた。
まだ植生が安定しないので、主勢の顔ぶれは変化するけれど、今回はエノコログサが繁茂していた。エノコログサは高生種でないから刈り払わなくても草原誘導に差し支えは無いのであるが、その下に、まだ笹竹のひこばえがある。
このひこばえとススキの株立ちを根絶しないと藪になるから刈り払いは欠かせない。「侵入竹全伐」はすっきりするが、その後、何年にも渡ってひこばえ除去で格闘しなければならない手間隙を知る人は作業者だけだろう。
だから、ある程度の全伐面積を保有すると維持管理に労力を要し、新たな侵入竹伐採が衰えてしまう。現状はそんなところだ。刈り払いも処理面積に限度があるから現状で手一杯。必要な作業はワンパターンになる一方である。