順列で籠に乗りけり秋日和 一茶
行革は捨て所満つ無視の故意 鬼貫
突き放し心は解散待ちながら 芭蕉
罪深き徒党は何をする人ぞ 芭蕉
釣瓶落としと言えど興亡激しかり 水原秋櫻子
順列で籠に乗りけり秋日和 一茶
行革は捨て所満つ無視の故意 鬼貫
突き放し心は解散待ちながら 芭蕉
罪深き徒党は何をする人ぞ 芭蕉
釣瓶落としと言えど興亡激しかり 水原秋櫻子
自宅で育てていたキジョランの苗4ポットを松、ヒノキ、モチノキの根元に定植した。春に種子から育てた苗を定植したが、これは土壌の関係か育ちが悪く、その上、食害を受け葉がなくなってしまった。まだ枯れていないので掘り上げ自宅で再度ポットで養成する。
今回植えた苗は発芽したものを頂いたのだが、ポットに移植した時、用土に混ぜた腐葉土が原因で大半が根腐れで枯れた。そのうちの残った苗である。移植した地質は粘土質で、適切な土壌とは言えないのだが、目が行き届く範囲でないと蔓植物は排除される恐れがある。
この苗を頂いたS氏も山野に定植した体験があるのだが、木に登り始めると引き抜かれて育った苗は無いのだそうだ。そういえば高尾山で、多くのキジョランの根元が切断された事がネットに出たが、「蔓植物=迷惑植物」と言うような認識は「森を守る」常識でもあるけれど、樹木に直接的被害をもたらさなければ寛容でありたい。小生は林業家ではないのだから。
とは言え、「食草」で括ってもフジやアケビなどの蔓類を食草にしている昆虫はいる訳で、キジョランは残す、なんていう選択的刈り払いを求めるのは難しいのだろう。それはともかくとして、そろそろアサギマダラが姿を見せる頃だ。定植した株で幼虫の育つ姿を見たいものである。