トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

大満足セスジイトトンボか?

2012-09-20 | 小父のお隣さん

Photo Photo_2 Photo_3

 帰り際、水見回りで泥水池に寄った。トンボ池への取水管入り口を清掃して、何気に横を見たらイトトンボがいる。かって見たことのない小ささである。どうみても体長は30mm程度だ。

 小さいトンボ=ハッチョウトンボの認識だったので、イトトンボであったことに驚きがあった。動かないで観察していると産卵のための場所を探しているようだった。気に入った場所だったのか、尾の先端を水中に差し入れて茎に産卵し始めた。産卵しながら頭部まで水中に入ってしまい、そのまま産卵を続けている。

 随分と長い間、水中に留まっていたが、全身水中に没したトンボの産卵も初見である。産卵しているので、オスも存在していたのだろうが発見できなかった。図鑑と照らし合わせ、体長と体色からセスジイトトンボではないかと思ったものの違うかもしれない。

 小生にとって、名前がどうと言うより「体長30mmのトンボの存在」が重要なのである。泥水地を築いて「良かった!」と思えた一瞬だ。ハッチョウトンボは18mmだという。信じられない大きさである。


**彼岸の彼方

2012-09-20 | 今はうたかた

    故郷は遠い記憶の彼方なりこの風景は他人の空似

    仏壇の前で寝た夜忍び泣く添い寝る母の寝息に寝入る

    開け放ち畳で昼寝る父母の午後の畑は星の出るまで

    稲を刈る手を休めては遠く見る昼餉を背負う母は点でも

    田の泥を洗いつシジミを漉き採りし小川もう無く田んぼは宅地


蜘蛛の排泄物

2012-09-20 | 小父のお隣さん

Photo_2  ジョロウグモがあちこちに巣を張っているが、たまたま低い位置で下にコンクリート製の板があったから、排泄物の確認が出来た。体液を吸っている食生活では固形の便を出すのかどうか知らないけれど、巣の下には排泄物がある。

 網を仕掛ける場所としては不適切極まりない場所と思えるが、当のジョロウグモは丸々と健康体だ。Photo_3

 ジョロウグモの丸々と充実した腹部を見てると美しさを感じる。あえて比較はしたことはないけれど、この腹部の縞模様は個体毎に 総てことなるのだろうと言う気がしてくる。

 地上30cmの高さにいたから横臥して一枚撮影したのだが、どうして下向きで待機しているのか、少々気になった。ウンコを被るではないか…。