秋来れば幼子の声森に満つ沢の水辺にオヤジの幹に
虫篭にドングリ入れて差し出す子驚き見ゆる芝居も楽し
振る網のはるか高みを赤とんぼママとわらべで追う高き空
シオカラはまたも稲穂に舞い降りるトンボ夏バテ元気なわらし
秋来れば幼子の声森に満つ沢の水辺にオヤジの幹に
虫篭にドングリ入れて差し出す子驚き見ゆる芝居も楽し
振る網のはるか高みを赤とんぼママとわらべで追う高き空
シオカラはまたも稲穂に舞い降りるトンボ夏バテ元気なわらし
棚田の管理をしている会友のO氏から、会の棚田にも被害が及んだ事を聞いて立ち寄ってみた。
田植えした四枚のうち最下段は全滅、他の三枚は日あたりの良い北側を食害され踏み荒らされていた。今年はどう言う理由か穂揃えが悪く、同じ時期に植えたのに一様に出穂していない。そのため被害が総てに及ばなかったのだが、この時期に穂が見られないと言う事は、収穫は皆無ということでもあって、猪の被害があってもなくても「全滅」と同じになった。
穂ぞろえが悪かった三枚の田は、ボーイスカウトのビーバー隊だったかカブ隊だったかが植えたもので、稲刈りまで予定に入っていただろうから、話を聞けばガッカリするだろう。今年は集落周辺の畑にも被害がおよび、猪ではないが、リンゴ園などは実を見つける事が出来ない有様になっている。