トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

山ノ神さま

2012-09-05 | 旅行記

   2_2 刈り払い機が不調で一台だけしか用を成さなかった。半分は刈り残しである。翌日は蓼科山登山の予定で、大河原峠でキャンプするつもりだったが、林道の崩落で通行禁止になってあえなく頓挫。結局、途中で野営したのだが、夕食頃から雷雨に見舞われ、翌日も不安定な天候のため別ルートからも断念することになった。

 深夜、目覚めた時、雲は晴れて満月が明るかったけれど、排尿のため森に入るとゾクゾク感がする。臆病風の為ばかりではない、深い森にある霊気みたいなものなのだろう。Photo_10

 帰路、「山の神さま・天然記念物コナラ群落」の看板があったので立ち寄ってみた。

 コナラの巨木を祭ってあった。きっと最大だった樹は倒れて朽ちていたけれど、周囲にはまだ巨木があった。洞の中には幼樹の時代に光を求めて幹を曲げ、根元の穴から生き延びようとした姿もあって、「山の神さま」への畏敬の念は、命への畏敬の念なのだろう。


丸太巣箱 2(巣房の基礎)

2012-09-05 | 何よりの楽しみ

Photo_3  残暑が厳しい。八月の前半より日射を避けたい気分がある。

 そこで緑陰講座ならぬ緑陰工作に精をだした。先日、穴を穿った丸太に巣房の土台となる細木を組み込んだ。材料を購入する事もないから、リフォームで不要になった障子の桟を流用する。

 土台を入れたのは二体だけで、残りの一体は腐朽が進んでいるのであえて細工はしない。丸太のガランドウで設置してみる予定だ。

 緑陰に座り込んでノミで溝を彫るだけだったが、やはり暑くて肌着まで濡れた。