トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**野辺山を駆ける

2012-09-17 | 旅行記

              八ヶ岳レタス並べて畑も秋

              コスモスに身を隠したり八ヶ岳

              野辺山やパラボラ立てる秋桜

              主峰見てコスモスを見る佐久の道

              千曲川浅間の色を流しけり

              浅間見て小諸は下の露天漬け

              電波台はやぶさの恩コスモスで


9月定例会

2012-09-17 | 月例会

2012/09/16(日)9:30~13:00

会員  10名

活動  午前:泥水池の水草除去(コナギ・キンバイカ・アオコ等)

     午後:予定作業終了のため昼食後解散

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 泥水池およびトンボ池の浮き草と水稲を取り払った。水稲は猪に穂を食べられて収穫の見込みが無いし、浮き草と共に水質悪化の元凶になるからである。

 コナギやカンガレイ、シャジクモなどは在来種で、埋蔵種子からの発芽なのだが、ミズキンバイは入ってきた植物だ。先日、図書館の「レッドデーターブック」を閲覧したがミズキンバイは無かった。ネット上には「絶滅危惧種」の記載があったりして実際はどうなのだろう。生育を観察していた限りでは、繁殖力旺盛で「厄介物」にしか見えない。

 ホテイアオイも投入されていたけれど、これも「水草最大の厄介者」と言うお墨付きの植物だ。この夏、何度か除去作業をしているが、コナギだけでも根絶するのは難しい。その上にミズキンバイやホテイアオイが加わると水辺環境は致命的になる。

 魚類に限らず植物でも移入や投棄は、好意や善意の心算でも、結果の始末に多大な労力を要する事に関知も頓着もしないのが通例で、それは頓珍漢であるけれど、現実の後始末サイクルは果てしない。猫の額でも…。