昨年の台風15号だったか、強風で葉を落とされて立ち枯れした杉9本を除伐した。孟宗竹の中で生き長らえていた杉だから、先端にしか葉は無く、除竹しても成長の見込まれない木でもあり、仕方がないとも言える。
チェーンソー作業は久しぶりで気合が入ったが、竹を集積した斜面で足場が悪い。おまけに夏草が生い茂っているから草刈りから始め、退避場所を確認してからの作業となった。
ここは、除竹作業中に右前部肋骨を骨折した現場でもあるから、集積した竹の足場には気を使った。真竹を全伐した平地に落ちるよう意図して伐り始めたが、それでも二本は掛かり木となってしまい、外すのに苦労した。必要な道具を携行しなかった小生が悪いのだが「掛かり木は発生しない」と踏んだ気の緩みが根底にある。「気の緩み」で「木が絡まる」、そんな結果である。
この日も真夏日で、9本伐倒しただけで汗ビッショリだった。倒した木の処理は後日だ。