トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**独り立つ浜

2012-09-11 | 大震災

   復興は前人未到の事なれど老いのわが身は彼岸へ野菊

   前の浜前途洋洋後ろ盾前途多難もここに幸在る

   あの時に絆奪われ抜け殻も絆によりて今ここに起つ

   風呂上り仮設を出でて沖見ればさそり座すでに西に傾く

   防護服住むは適わぬ故郷のパンドラの箱あの森の先


猪害で全滅

2012-09-11 | 小人閑居して憮然

Photo_3  覚悟していた事とは言え、ついに泥水地からの収穫は皆無となる。今年の猪の食害はフィールド全域に見られていた事だから期待している方が認識不足と言えるのだが…。

 フイールド初詣用の稲穂も欲しかったのだけれど諦めねばならなくなった。僅かに残った籾を集めて使うしかない。

 水田としての水稲栽培ではないから、収穫に拘泥する事は不要なのだけれど、手間隙も掛けていないのに残念がるのは欲の致すところである。

 稲の葉を食べる、いわゆる害虫の被害は全くみられなかった水稲だったから、トンボや蜘蛛に生餌を提供してくれたのか、そちらに注意を払うべきなのだろうが、人の心は欲深い。