トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*猪獣禄

2012-09-13 | 小人閑居して憮然

               八朔を待たず稲穂をしごき喰い

               稲藁に変えし棚田の猪荒らし

               稲倒し泥跡つづく猪の道

               瓜坊の新米初喰い美味しかろ

               瓜坊の足跡見れば米はよか


タンポポ原っぱを刈る

2012-09-13 | 今日は真面目に

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 タンポポ原っぱを二日かけて刈り払った。集草まですれば満点なのだが、そこまで労力はまわせない。この時期に刈り払っても原の草は伸長するが、今期の原っぱの草刈りは終了させ、これから伸びて低いなりに種子をつける草を、小鳥達の冬場の餌の足しにもしなければならない。

 刈り払いもそろそろ終期で、刈り払いの後には竹の除伐、倒木処理と周年のワンパターンの作業展開が待っている。周年変わらぬ活動が必要だからこそ「営み」と言うのだろうが、生活の場ではない里山の活動は執念がいる。走り続けないと「後は野となる山となる」に直ぐに荒れ始めて直結だ。顕在化するのに一年は要しない。

 だから「元の木阿弥」にしたくない一念がエネルギーともいえる。