今日の最高気温は28度だったが、日向に居ると皮膚がチリチリと焼けるように感じた。先日から家で長袖長ズボン、寝る時は掛け布団になったのに、こんな陽気は猛暑日より応える。
寸伐りして斜面に残っていた材を平坦地まで曳き集めた。この作業は鳶口を手に入れてからは大変楽である。作業姿勢だけでなく、丸太のコントロールも容易になったからだ。
以前はロープで曳いて集材したのだが、使い勝手は雲泥の差である。作業は道具次第だと言うことを実感する。
丑三つ水洗の音われも起き
開け放ち夜半の月見る高野山
夜半の月むら雲迎え涼しけり
名月や蜘蛛が絡めて蜘蛛の勝ち
昼の様かがやく月に雲光る
猪に倒されなかった稲を刈り取った。籾はほとんど喰い獲られてついていないが、残った僅かな稲穂は未熟のままだから精米には至らない。棚田の分はO氏が刈り取り運んでくれた。
これは会友のW氏がしめ飾りを作るためのもので、被害が無かった昨年の量に比べると3割程度、それも先端を失っているから短い稲藁である。余った稲藁は切り藁にして庭の敷き藁にしようと思っている。