刈り払う場所も気楽に作業できる環境と、ピリピリしながら作業する環境がある。今日はピリピリせざるを得ない場所の刈り払いだった。
散策道からの駆け上がりで竹林に続く、いわゆる林縁部に相当するが、実生樹帯として保育している場所である。刈り払い回数が少ないから今回は背丈に近い藪の様相になっていた。
竹林の斜面には除伐した孟宗竹の集積が随所にある。ここはまたオオスズメバチの好む営巣環境でもあって、過去何度か巣の処理をした。
だから蜂に注意しながら造林鎌での刈り払いとしたのである。刈り払い機を装着していては、イザと言う時に一目散とはいかない。スズメバチに出会う事は無かったけれど、虻の羽音にピリッとするし、アザミやバライチゴの棘にも「やられた!」とビックリしながらの作業だった。