トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

高い所が好き…

2012-09-23 | 遊び子は

Photo  久しぶりに現場至近に子供達が見えた。到達距離ではないとは言え、伐倒方向に入ってきたから作業は中断、給水と目立てで去るのを待った。

 斜面や小高い所が遊びのポイントになり易く、刈り払ったばかりの場所で歓声を上げている。小生は背中側だったから知る良しも無いけれど、幼児たちの活動だから推して知るべしか…。

 それにしても「…と…は高い所が・・・」なんてフレーズがあるが、こういう場所は好まれる。親たちが見たら怒るだろうが、悪意はありません。見に行く方が「お邪魔虫」なのだから。


*黄泉路吟行

2012-09-23 | 温故痴新

           釣瓶老いしと言えど口答うるさかり    水原秋櫻子

           目に余る島ほっといて恥じ勝つ世      素堂

           しょんぼりと秋の空見る理不尽さ      鬼貫

           渚鳴る白波見えた悪夜かな         高浜虚子

           雪の肌ニタリニタリと下衆の顔       捨女


葛の花

2012-09-23 | 感じるままの回り道

Photo_6  林道を通ると、花弁が落ちているところがある。今は葛の花弁であるが夏の盛りはスイカズラだった。初夏の頃はフジの花、春先は山桜だ。

 後者の三種は、それなりに好感があるのだが、葛の花は色合いからして好きになれない。刈り払いで毎年苦労させられているという恨みもあるけれど「のさばっている毒々しい」印象なのだ。

 冷静に眺めればえんじ色というか、和風の色彩と思えなくもないけれど、この花色の植物から、あの葛粉が採れ、美味しい和菓子に変貌するなどとは結びつかない。

 それはともかくとして、葛粉を原料にした食品は大好きである。