トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

補修は続く

2013-05-03 | 水辺環境の保全

Sn3d1482  倅の大型連休は棚田の畦補修で終わりそうだ。小生にとっては、きつい作業が倍の人数で処理できるから「楽」になった。

 田圃の土を掘り上げて、畦に盛り上げる作業を続けているが「土掘りがこんなにきつい作業とは知らなかった。昔の人は開墾して田圃にしたのだからどれだけ大変だったか…」と感想を漏らす。

 父親の趣味に付き合わなければ、そんな感慨も生じなかっただろうし「いやー疲れた」なんて言う大型連休にもならなかっただろうが、小生は大助かりだ。

 なんたって、堤や畦、水路の保全は、水辺環境にとって生命線なのであるから「3K」なんて言ってはいられない。この社会的貢献度ゼロの暇つぶしであっても…だ。


タゴガエル

2013-05-03 | 小父のお隣さん

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 擁壁の水抜き穴からカエルの鳴き声が聞こえる。タゴガエルである。この水抜き穴に入っているのは繁殖期の一時だけで、すぐにいなくなる。

 このカエル、地中の水中に産卵するとかで生態は不明の部分が多いのだそうだ。鳴き声は多く聞こえるけれど、姿を見るのは稀で、小生だって林内作業中に偶然出会っている程度なのである。2

 今回はたまたま林道わきの落ち葉の下にいた個体をS氏が発見し教えてくれた。その個体が右の写真だ。アカガエルと異なるのは、目の周りの黒い模様だとの事だが、小生が林内で見た成体とは異なる印象がある。水抜き穴の個体を白日の下に晒せば明白になるのだが、そんなことはしないのが礼節と言うものだろう。

 穴の中のカエルは、霧隠才蔵が乗るカエルのように見える。いつも…。