トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

耕盤の穿孔

2013-05-09 | 水辺環境の保全

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  水見回りで泥水地をまわっていたら、上段の田圃に異変がある。更に一段上からの漏水が尋常ではないのだ。出水箇所に泥土の塊も見て取れる。理由は確認せずとも判別した。別グループの管理区域にあるビオトープからの漏水なのだ。

 年明けの頃に耕盤陥没を起こし埋め戻した近くである。今回も幼児が引き込まれるほどの竪穴に続き斜坑 が続いている。「掘り上げて土嚢を押し込み埋め戻す」しかないと、アドバイスしておいたのだが実施されずにいる。

 次の月例会は10日後だが、この補修作業を行うとは、経験則から考えられないので、またまた余計な手出しをした。60㎝ほど掘り下げ、耕盤下の漏水穴の底から土嚢を押し込み踏み固め、土を戻した。応急処置であるが、掘り下げるのは腰にきつい。

 耕盤穿孔はV字浸食につながる重大事態でも、考え方が異なれば対応も評価も異なるのが、任意のグループによる里山保全の現実で、部分最適と全体最適化の調和は難しい。


好菜相手「合コンの愛媛 愛」等の場合

2013-05-09 | 何よりの楽しみ

Photo_7  「愛媛 愛」の場合は、小生より土壌や植物が喜ぶ、いわゆる「菌パワー液」なのだ。

 ヨーグルトの乳酸菌、イースト菌、納豆菌を砂糖液で発酵培養して完成する、通称「えひめAI」であるけれど、小生は加える液体は水でなく、昆布だし汁か米のとぎ汁を使う。更に糀菌をも加えるところがミソなのである。もう掛け値なしの「合コン状態」と言ってよいだろう。

 今年はこれで、トマトの病気の予防ができるか試してみる。庭の一角に夏野菜としてトマト栽培をしても、連作の影響もあるのか、うまくいかないのである。巡り巡って「美味しいトマト」になれば良い。

 普段、「合コンの好菜相手」は、発酵学の権威「小泉博士推奨」の「香寿 ツケ」であるが、ぬかみそ程の美味しさが出ないのが不満、だが「扱いやすさ」ではぬかみその比ではなく、目移りする。じゃじゃ馬でも控えめでも、それなりに魅力がある。

 これら「交際相手」との仲立ちをするのが「ヨーグルトメーカー」だけれど、最近、発酵時間と発酵温度を調整できる品を見つけて購入した。これで菌類との付き合いが楽になった。電気炊飯器の保温機能とは比較にならぬ容易さなのだ。「歩」でも「ト金」に変える力は「ト金は菌なり」であるが、容易にするには「時は金なり」に他ならない。

 「好菜」とすべきところを「交際」に替えてみた。年甲斐もなく「ウフフ」の内容に見えてしまう。