トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

サンコウチョウ初鳴き

2013-05-10 | 感じるままの回り道

Photo  サンコウチョウのさえずりが聞こえた。今年の初鳴きである。上手に鳴いた個体と、「練習を始めました」ような個体の、少なくとも二羽はいた。

 鍬の実も、早いものは熟してきて、ポツポツではあるけれど口にできる。嬉しい季節になった。

 泥水地に望遠カメラを携行したお二方に声をかけたら、時々見えるS氏等の知人だった。プロに近い方々が興味を持つ水辺になったのかと思いは複雑である。人が集まるのは、サンコウチョウが飛来したり、トンボが集まってくるのとは質的に大きく異なり、保全には脅威だ。


風倒木処理

2013-05-10 | 今日は真面目に

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  駐車場南側斜面の整備を始めた。棚田に残した除伐樹枝葉の後始末はO氏に委ね、至近の場所に手を付けたのである。ここも担当区域ではないけれど、整備に入るグループも人も居ないので荒れるがままになってしまった。

 斜面を登ると尾根道があるが孟宗竹や常緑樹が入り込み歩きにくい。眺望は無いけれど、竹林や広葉樹林の感じは良い尾根筋なのである。旧来からの道だから入り込むルートはあるのだが、駐車場からは遠回りになる。4

 そこで駐車場から直接のアプローチルートを開こうと思い立った。まずは支障となる倒木を処理し、いつ倒れるか油断できない立ち枯れ木を排除し、出てきた材を浸食溝に積み上げ、危険な深さを減ずる事からが手始めだ。

  放置されていたから、土壌の保水力が下がり、地表流が増え浸食が広がってしまった。深い溝は落差が2mもある。とりあえず深い部分に処理材を集積する事で落下のリスク軽減を図る。


花火大会

2013-05-10 | 感じるままの回り道

Sn3d1510  クローバーなど、春咲きの野草が花盛りだが、高さがそろって低い位置に咲くクローバーの花を見ていると、山下清画伯の「長岡の花火大会」を彷彿とさせる。Sn3d1508

 長岡の花火は長兄に連れられて一回見ただけだが、三尺玉の記憶は無い。近くの片貝の四尺玉だったか、これも見た事は無いけれど、タンポポの綿毛を至近で眺めて妄想する。

 クローバーも綿毛も、他の花もそうだけれど、ジーと眺めていると花火大会の臨場感があるが、人には言えない感覚だ。「恍惚の人」ならぬ「耄碌の人」いや「認知症の人」と思われかねない。思うに、このような命名も、結構、花火大会の様を呈している。