駐車場南側斜面の整備を始めた。棚田に残した除伐樹枝葉の後始末はO氏に委ね、至近の場所に手を付けたのである。ここも担当区域ではないけれど、整備に入るグループも人も居ないので荒れるがままになってしまった。
斜面を登ると尾根道があるが孟宗竹や常緑樹が入り込み歩きにくい。眺望は無いけれど、竹林や広葉樹林の感じは良い尾根筋なのである。旧来からの道だから入り込むルートはあるのだが、駐車場からは遠回りになる。
そこで駐車場から直接のアプローチルートを開こうと思い立った。まずは支障となる倒木を処理し、いつ倒れるか油断できない立ち枯れ木を排除し、出てきた材を浸食溝に積み上げ、危険な深さを減ずる事からが手始めだ。
放置されていたから、土壌の保水力が下がり、地表流が増え浸食が広がってしまった。深い溝は落差が2mもある。とりあえず深い部分に処理材を集積する事で落下のリスク軽減を図る。