希少種とは言えないが、フイールドでは何時でも観察できるトンボではない。
先日、羽化直後の種類不明の個体、キイトトンボと推測していたのだが、それからだいぶ経過して、お目にかかった。ツイツイというかツンツンと言おうか、そんな飛び方をするトンボだけれど、今日は素早い飛翔を垣間見た。
右の、この一枚撮影するのにずいぶん時間を要したのだ。「追っかけ」と言えば聞こえが良いけれど、「ストーカー」と紙一重なのが実体験で感じた。
左は翌日撮影した別個体、羽化間もないのかどうか、色合いが異なる。体も小さめだったから♂♀の違いもあるのかどうか…。古来、わからないのにフラフラ出向くのは「極楽頓歩」と言う。最近では「徘徊」と言うらしい。
カタカナで格好良く見せかけているが、「ランニング・ハイ」も「徘・快」のうちなのである。