トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

種まき

2013-05-05 | 今日は真面目に

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  会友のO氏が浸水処理しておいた種もみを泥水地で播種した。播種用土は、山砂を採取してふるいにかけて使用する。

 泥水地の一角を丸太で囲い、泥を盛り上げて苗床にする。保温用のフイルムはゴミ袋である。半円の支柱は割り竹を火であぶり曲げたものだ。3週間後の田植えまでに十分な苗に育つかどうか、苗造りは初めてなのだ。


巣材を集める

2013-05-05 | 小父のお隣さん

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 棚田の補修をしていたら水路にオオスズメバチが降りた。十分に時間をかけて水を飲んでいる。一枚撮影して飛び去るのを見届けようと思ったのだが、隣の大杉の反対側に回り込んでしまった。何をしているのか「巣を作る場所じゃあないのに?」と不審に思い、斜面を登り確認してみる。

 彼女は、幹の杉皮に取りついて頭を動かしている。何をしているのか見当もつかなかったのだが、飛び立った後の痕跡を見て確信を持てた。杉皮をかみ砕いて持ち去ったのだ。取りついていた場所は長方形に濡れたように見える。

 おそらく、杉皮の表皮を薄く噛み取って 運び去っていったのだろう。エサになる素材ではないから、巣材の採取に間違いない。十分に水分を補給したのもそのためだったと推定する。盛夏の水運びのように、幼虫に与える必要がある時期でもないから間違いないだろう。

 今回も、シャープな写真がどうしても撮れなかった。撮り直し出来た余裕はあったのだが、どれも同じ調子で写っている。