栃の木の葉柄にぶら下がっていた。葉に食痕はなかったし、蛹になる変態途上の様で、幼虫のままの姿はもうない。でも体からの棘でシルエットは見覚えがある。
庭のホトトギスに付いたルリタテハの幼虫に似ている。近くにはホトトギスがあるが、どうなのだろう。もうしばらくすれば変態を終え、蛹として完成すればわかりやすくなるだろう。
まあ、どうでもよい事ではあるが、蝶の食草園、何年目かで初めて確認した個体だから取り上げる。見方によっては「トホホ」の事態でもあるけれど…。「完全にトホホ」なのだが、それは言いたくない。
発芽は揃ったのだが、温度管理と水循環が悪かったせいで大半が発育不良になった。
小生が泥水地の一角に場所を用意したから、結果責任は小生にあるのだろう。浸水させ催芽準備をしてくれたO氏もがっかりだと思う。昨年は自宅ですべて完結させて成功している。
「発芽」という微妙ば時期の管理は、それなりに目が行き届く状況でないとまずかった。大いに反省。
トンボ池の島が草で鬱蒼と してきた。植栽した植物にも好ましくないので刈り取ることにした。今年はレンゲとイネ科の野草が伸長して左のありさまになった。
木本周りは容易だが、ミソハギやフジバカマなどの多年草とは混在してしまい根気がいる。この部分は「草刈り」と言うより「草取り」になってしまう。ついでに繁殖したスゲや、存在して欲しくない葦を刈り取り終了。
昼までには時間があったから、周辺、泥水地までのキツネノボタンを根こそぎ処理した。スタッフも注意しているようだが、おチビちゃん達の救急搬送はいただけないから…。