オオシオカラトンボ♂の初見となった。この濃さではシオヤトンボと見紛う事は無い。ショウジョウトンボはメスばかり飛んでいたが、今日はオス一匹を見つけた。
トンボ池の水面に浮かんでいて、体色が不完全だったから若いオスなのだろう、既にアメンボが数匹取りついて食事中であった。トンボに吸えるほどの体液があるかどうか知らないけれど、いったんチリジリになったアメンボが群がって来るのだから、それなりの獲物なのかもしれない。
生物界の理とは申せ、あまり見たくない光景でもあるし「連鎖」を実感する時でもある。このトンボも「キラキラメガネ」をかけて、光の中へ飛びったってしまった。
実生で何年生か忘れてしまったが、クルミの幼樹が胸の高さで開花した。雌花は梢に、雄花は葉の下に花穂を下げている。
最初は花と思わず、新芽とばかり思っていたが、間違いなく赤いのは雌花だった。結実するかどうか心配だったけれど、しばらくして子実体が膨らみ始めた。
最初の収穫が出来るかと思う頃には落下が始まって、現在は半分しか残っていない。さて、どうなるやら…。
棚田二枚の落とし口を変えた。塩ビ管で落としていた部分と落差が大きく段差工で落としていた部分の両方を木製の樋にしたのである。
管の場合は、ゴミがたまると容易に越流の原因になり堤を壊す。頻繁に立ち寄れないから開放型にした。
段差工の個所は浸食が進んで放置できないから樋にした。どちらの樋も断面V字形で、簡単な作りである。当初は断面コの字形にするつもりだったが、板材もなかったから最小限の資材の結果だ。