トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ムーミンのキャラクターセット

2019-12-10 | 何よりの楽しみ
 昨季も作ったムーミンのキャラクターセット、今回もブナの端材が残っているし、手のひらに乗る三角材では他に用途も思いつかず今回で消費する事にした。数を数えたら60あまりで、キャラクター10種で6セットできる勘定だ。前回はキャラクター12種だったけれど「ニョロニョロ」がセットに一体では寂しく思え、試作には3体用意したから最終的に不良品も出るとすれば5セットくらいになるのだろう。

 キャラクターの型は残してあるから端材に外形線を写すだけである。デザインが決まっているということは作業が早い事につながるが半分は厚紙の型なので、これからも作るとすると下敷きで型を作っておかないと使えなくなる。
 今までの作品はオイルフェニッシュもせず素材そのままの提供だったけれど、今回の試作品12体にはクルミ油でオイルフェニッシュとしてみた。どういう風合いになるのかやってみたかった塗装なのだ。数年前のクルミなので干乾びて使えないかと心配したものの、タンポンにし押し付けていくと油が滲み出てくる。数が多かったり細かい形状には面倒で使えない思うけれど試作品なので根気よく絞り塗り付けた。

 今まで使用していた「えごま油」より上品な風合いに思えるが乾燥硬化性があるかどうかまでは不明だし経年変色の様子も判らない。それでも食品なので舐めたりされても心配しないで済む塗料と言えるだろう。
 家にコンプレッサーが無いから拠点の道具小屋で使用してきたのだが、どこでどうしたのか主役のムーミンが見当たらなくなった。午後に拠点まで探しに行ったけれど見つける事は出来なかった。
 粉塵を吹き飛ばし細部の清掃をしたい圧縮空気は自転車の空気ポンプで代用できると思いいたったものの後の祭りと言うものだろう。

           切り出したキャラクター   ➡    クルミオイルを塗り仕上げ

 クリスマス用にテーダ松の大きなマツカサをツリーに見立てて作ったクリスマスツリーの周りに配置すれば幼子が喜びそうな感じがする。手元にビーズなど何種類かあるから飾れば面白そう。てなことでまた病が出てきそう・・・。病早々に来る…違うか。