トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二つ池、沈泥分水部の浚渫

2019-12-13 | 水辺環境の保全
 今期、泥浚い出来ず二つ池への水の流れを整えただけで済ませた沈泥分水部の浚渫を行った。池の3割ほどは泥土が盛り上がり水域ではなくなっているが、これは小生が応急的に泥土をかき集めただけで終わった結果だ。

 かき集めてから数カ月も経過してジョレンでは用がなさない。水が入り込まないよう泥の壁を崩さないように掘り始めての泥浚いである。掘り取る深さは丁度、剣先スコップのすくい面の長さに等しかったから1尺程度だろう。泥の堤をさらに水域に侵出させ水圧で崩れる寸前まで削り取った。「へそぐ」とか「こそぐ」とかの表現が心証に合ったのだが、「へそぐ」は辞書になく「こそぐ」は「刮げる」はヒットしたものの「鍋の底をー」のような使い方だった。

 それでも小生的にはスコップを突き刺して掘り取る動作でなく泥土の壁を上方からスライスするように取り除いていたから感覚的にこだわりがあった。こうしないと泥土の圧縮体は重いし壁を崩して水が入れば作業がやり難くなるからである。道具の使い方や状況場面に応じた動作などは、やはり経験値が大切である。
 経験や学習とは言え小中学生にタブレット端末を全員配布など愚の骨頂、税の無駄遣いだと思うものの、自分の腹は痛まない血税だから使い勝手は自分のために・・・まあ、民や国家のためにと他意議迷分を建て懐の痛まない血税を使うのはさぞかし痛快であろう。仮病入院雲隠れしてでも75日を待つ保身の強欲さはよーくわかる。下々なら懲戒解雇だが、あの輩たちには泥浚いアンタッチャブルの分水池が備わっている。。

         ➡    ➡