トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**満妖醜

2019-12-31 | 性向有毒の翁なれば
        わたしめに妖缶届けばあなた様打ち出の小槌与えます友

        わたくしに小判返すと差し障る呉越同舟何かと軋む

        蛇の道の類は交わるヒルやヘビ絡み合いつつ血を吸い合いつ

        さくら咲く霞が堰の紙吹雪臭うばかりのシュレッダーカス

        年越しやカケをすするもモリも良し徐悪の鐘無く丸投げ試験

        幽政の正体見たり彼雄花稔りなくとも身入りあるらん

        良き季節言って酷暑の競技会ファーストいつも裏がファースト

        励は無く野合ばかりのまつりごと冷えて和も無し石室ねずみ